さて、今回はプッシュした後のお話です。
MIDレーナーはやらなければいけないことが多く、時間が足りないからとても忙しいですよね。
本日は前回の続きのプッシュした後にやることについてお話ししたいと思います。
まず一番大切なことはワードです。
ワードについての記事でもお話ししましたよね。
流石にこの項で避けて通ることは出来ないので、ここでもお話しさせていただきます。
ワーディングの基本
まずワードについての概念からお話ししなければいけないでしょう。
MIDレーナーに求められるワードの要素は2つです。
1 ジャングラーの位置を見つけるためのワード
2 敵レーナーのロームを確認する(どこに行ったのか)ワード
この2つのパターンがあります。
一番最初に警戒しなければならないのは敵ジャングラーの位置についてです。
そのため、2waveもしくは3wave目を押し込んだ後はこの位置
にワードを置きましょう。
詳しい説明はワードの記事内で書かせていただいていますが、このワードはほとんど確定です。
毎試合無条件に置いてもいいようなワードですので絶対に覚えましょう。
これを行うことで相手ジャングラーの「ルート」を予測することができます。
相手ジャングラーが上側にいるのか。下側にいるのか。
これの予測が重要になってきます。
プッシュができたらまずはこれを行いましょう。
プッシュできなかった時のワード
じゃあもしプッシュ出来なかったらどうするのか?当然の疑問だと思います。
プッシュできない=不利を背負っている
ということですので、まずは相手のロームを1番に警戒しましょう。
ワードの位置はレーンの真ん中のこの位置です
できるだけ奥に刺したいですがタワーもありますからね。
この岩のラインのど真ん中に置きましょう。
これでロームの方向(TOP側かBOT側か)がわかります。
消えたのを確認できれば、速やかにピンをできるようにしておきましょう。
ガンクについて
さて、プッシュができたら必ず着いてくるもの。それはガンクですよね。
プッシュの唯一にして最大のデメリットと言っても過言ではありません。
ですが、少しの心がけでガンクを捌くことが可能になる場面は多いです。
この心がけとはポジショニングです。
サポートの記事でもご紹介しましたが、当然MIDレーナーにもポジショニングの概念は重要になってきます。
MIDレーナーは敵から逃げる場所が3つあります。
1つ目はタワー方向
2つ、3つ目はリバー方向です。
そのため、ポジショニングも3パターン存在します。
- waveの後ろ側
- waveの上側
- waveの下側
どこに立つか、という選択は相手ジャングルとMIDの場所によって決めます。
例えば「相手ジャングルの位置が下側である」と予測できたのであれば、あなたの立つべき位置は
ここです。
逆であれば立つ位置も逆です。
もしガンクがきた時は相手から距離を取れる方向に走りましょう(鬼重要!!)。
タワーに向かって走るのは愚策となる時もあります。
あなたがビクターを使っているとしましょう。
相手のオリアナとオラフを見てください。
タワー側に逃げれば当然オラフのQに当たる射程に入りそうじゃ無いですか?
でもリバー側に逃げるとどうでしょう。
逃げられそうに見えませんか?
これが「距離を取れる方向に走る」理由なんです。
相手ジャングラーの位置がわからない時
ここで疑問に出てくるのが「相手ジャングラーの位置が何もわからない時はどうすればいいか」ということですよね。
これは単純です。自分の視界をとっている方向に位置取りましょう。
視界をとっているのに敵が映らない=逆サイドに敵がいると考えましょう。
そして最後の手段です。
MIDをさっさとプッシュして体を下げてしまいましょう。
これもとても効果的な方法です。
序盤はワードが完璧に置かれるということは無いため、基本的にどこかに「ワードの穴」が出来ます。
体を隠すだけで相手はこの「ワードの穴」にいるのでは無いか?と考えなければなりません。
結果的にマップ全体にプレッシャーを与えることができるため有効な手段です。
一番悪いポジショニングはどっちつかずのふらふらタイプです。
ふらふらと上に下に動いていると、両方向からのガンクも受けてしまいとても危険です。
状況に合わせて位置を変えるのは重要ですが、適当にふらふらするのはやめましょう。
ファーストリコール後にコントロールワード
さて、ファーストリコールでコントロールを買いましたか?
買ってないという方はもう一度教科書を1章の1項から読み直しましょう。
買いましたね?よかったです。
それではコントロールワードをおきましょう。
これはリコール後できるだけ早く置きたいです。
おすすめの位置はリバー内中央のこのブッシュです。
ここにおけるとレーン戦は安定したポジショニングが出来、相手のロームも見ることができます。
- このワードに映った =その方向に向かっている
- ワードに映らなかった=逆方向に向かっている
と推測できるからです。
他にさまざまな位置がありますが、MIDの序盤のワードは相手のワードを壊すよりも相手の場所を探すワードとしての役割が強いためなるべく
見つかりにくいor壊しにくい場所
を考えましょう。
そのため、見つけやすく壊しやすいこの位置
のワードはガチ雑魚弱いワードです。
安心感はわかるのですが、置かないようにぐっと我慢しましょう。
さて、本日はプッシュをしたらやることのワード関連についてお話ししました。
次回はロームとローテについてのお話をいたします。
よろしくどうぞ!