【5章2項】2Lv先行はサポで決まる!命を懸けろ【SUP】

5章

前書き

さて、今回はサポートのレベル2先行に関してのお話です。
前回にもお話しした通りレベル2先行はBOTレーンにおいて非常に重要な役割をもたらします。
今回はこれの具体的な方法についてお話しいたします。
さぁ今回も内容がいっぱいなので駆け足で紹介していきますよ!!

リーシュの有無を判断しよう

まず第一にレベル2先行をするための方法についてです。
この答えは単純で、相手より先にミニオンに触ると言うことです。
ミニオンを先に触ると言うことは先にミニオンを処理できると言うことです。
じゃあどうすれば先にミニオンを触れるのか?
一番簡単な方法はリーシュをしないことです。
プロの試合や超上位帯の試合を見て不思議に思ったことはありませんか?

なんでリーシュをしていないんだろう?

これの答えは大きな割合がこれです。

BOTレーンが2レベルを先行するためにジャングルはリーシュをもらわないのです。
これを行うためには、

  • ・リーシュを手伝わなければ時間がめちゃくちゃかかるジャングラーのピック
  • ・リーシュをしなければ相手ジャングラーに絶対負けてしまうジャングラーなどのピック

このようなピックをすることができません。

このため、これらに当てはまるチャンピオンはプロや上位帯の選考から外れてしまうわけですね。


ちなみに前回少しお話しした、上位帯のラムスピック=即ドッジはここらへんの理由から来ています。
こんな条件があるからプロシーンではいつまで経ってもジャングルのメタが変わり難いんですね。
もちろん何も言わずにリーシュを拒否することはやめましょう
判断基準は

  • 味方ジャングルと相手ジャングルのファーム速度
  • それぞれのジャングラーの1v1の強さ
  • BOTレーンでリーシュをしていてもレベル2先行できるかどうか

ここら辺ですね。
もしリーシュをするのが苦しい=レベル2先行できなくなるとBOTが苦しすぎる
のであればチームメイトに聞いてみてください。
あ、聞くときは簡単な英語にしましょう。
日本語で話しかけるのはやめた方がいいです。
「NO leash?」
これだけで聞きましょう。深い理由は聞かないでください。

ブッシュを取ろう

さて、レーンにまず出たらミニオンを触りましょう。プッシュに勝つためです。
基本的に
レベル2先行=ミニオンに相手よりも多くのダメージを与える
と考えましょう

また、サポートのチャンピオンはブッシュに入れるかどうかで世界が変わります。
このゲームは基本的に
ブッシュに入った方がブッシュの外にいるよりも強くなります。

ブッシュ内のどこにいるかがわからないため、スキルショットを避けやすく、AAの対象になりません。

ブッシュを取る=相手の攻撃をもらいにくくなると言うことです。

また近接チャンピオンにはそれ以上の意味を持っています。

基本的にサポートの近接チャンピオンはレベル1でレンジの相手を殴りに行くことはできません。

フラッシュやイグゾーストなどのスペルを駆使する必要があり、一度入ってしまえば帰るときに殴られ続けてしまうためです。

しかし、ブッシュを取ることによって相手は少なくともワードをおける距離まで近づく必要があります。
これを行わないと、ブッシュ内のチャンピオンから距離を取らなければならず、ミニオンを触れないからです。

このときサポートも当然ミニオンを殴りますが、AAするときはブッシュから出て、AAをしないときはブッシュに入り直す事を意識しましょう。

ポジショニング(位置取り)を理解しよう

さて、ブッシュに入ると相手にワードをおかれますよね。
こうなればブッシュに入った分の有利はワードという形で還元されました。
次に気にするポイントはダメージトレードです。
基本的には低レベル時のADCの火力は大きく変わりません
ダメージ源の多くはAAであり、装備による差が無いためです。

そのためレベル1でのトレードのダメージを抑える1番の方法はAAを食らわないことです。
これをする方法がこの立ち位置です。

こんな感じでADCとSUPの間をそれぞれ線で結んでみてください。
線はそれぞれ並行を保つことを心がけ、ポジションをとりましょう。
この立ち位置の利点は2つあります。
1、相手の甘えを許さない。(咎められる)
2、相手の仕掛ける手段を潰す。
こんな感じですね。
それぞれ説明していきますね。

1、相手の甘えを許さない。
例えば相手がレオナ&ルシアン こちらがヴェイン&ルルとしましょう。
このような位置の時レオナがレリックを使いに前に一歩出たとすれば

このようにルシアンからは攻撃できず、レオナを二人で殴る事ができます

2、相手の仕掛ける手段を潰す。
同様のマッチアップで見ていきましょう。
もしレオナがEで仕掛けようとした場合
レオナだけが先に体を入れることになりますよね。
こうなれば、ルシアンはAAを一回分損した状態からトレードしなければいけません
ではルシアンもEを使って入ってきた場合は?
ルシアンは重要なスキルのEを使った状態からトレード開始です。
ポジショニング一つでトレードを有利に進めることができ、結果としてレベル2先行を優位に進めることができるでしょう。

ゾーニングについて

さて、相手よりも多くミニオンを触っている場合、レベル2の先行が見えてきたでしょう。
今度は自分チームがレオナ&ルシアンだと考えてください。
このまま順調に進めばレベル2に先になれると判断できれば前に出ましょう

相手のレンジミニオンより奥に行ってもいいです。
当然相手はレベル2先行されれば負けてしまう事がわかっているため、下がらなければいけません
このタイミングは非常に難しい上に、それぞれのマッチアップによっても変わります
しかし、これを行う事ができれば大きな有利を作る事ができます
相手はミニオンに触れず、レベル2になる事ができない上にCSも落とすことにないます。

この状態のことをゾーニングと呼びます。
自分のポジションよって相手の行動を妨害することを指します。

こうなった時には、すぐにレベル2を急ぐ必要はありません
ゆっくりとウェーブを大きくしながらプッシュすればいいのです。

このような状態になるのがベストです。
こうなれば3つ目のウェーブや4つ目のウェーブも同様に有利な状態が続きます。
徐々に自分のウェーブが大きくなり4〜5wave目には相手のタワーに到達するでしょう。

ここで相手が下がらなかった時はレベル2を急ぎましょう。
レベル2先行でファイト=勝ち
は基本的にどのマッチアップでもレートでも通用する考え方です。

ここまで来れば自由な時間となり、相手へのハラス、ワード、スカトルの補助、リコールと分岐していくでしょう。
つまり、レベル2先行はその後の5wave目までの有利+自由な時間まで影響する行為ということです。

さて、本日はレベル2先行についてお話しいたしました。
次回はレベル2先行した後の行動についてお話いたします。
サポートは取れる選択肢が多すぎて、記事が細かくなってしまっていますが、頑張りましょう!

なお、今回の連続のサポートの記事につきまして、SUPメイングランドマスターのありすちゃんに監修していただきました。ありがとうございます。

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