さて、今回はTOPのチェックリストについてのお話です。
今回の記事はこちらの記事(PDCAについて)と併せてお読みください。
※DIA以上を目指している方対象のチェックリストです。
LOLというゲームの特性上、高レートを目指すにつれて抽象度が高くなります。
また、今回の記事はLJL Rascal Jesterの2021年sTOPプレイヤー
ランドくんと作成しております。
よろしくどうぞ!
それでは行きましょう
最重要項目
TOPレーンにおいてピックにおける役割の理解はとても重要です。
これはゲーム中で最も多様なピックが可能なレーンであるためです。
ダメージを出すためのDPS・ポーク・ブルーザー・スカーミッシャー
フロントを張るためのタンク・ダメージコントロール
集団戦を見るためのCCやエンゲージ、さらにはエンチャンターに至るまで。
自身のピックに沿った役割を意識し、理解した上でゲームをプレイすることを心がけましょう。
TOPレーンはソロレーンかつタワーからの長いレーンです。
また、チャンピオンの適正上最も相手との距離が近いレーンでもあります。
このため、お互いのマッチアップについての理解が特に重要です。
有利不利はもちろん、ウェーブ主導権の有無、重要スキル等
これらの知識によって、自身のレーン戦の過ごし方が変化します。
自身の使うチャンピオンと対面のマッチアップについて理解した上プレイすることを心がけましょう。
TOPレーンをプレイする上で、リフトヘラルドの管理は非常に重要な意味を持ちます。
特に14分までのヘラルドは、最低でもタワープレート2枚分(320G)の価値があります。
高い場合、タワーダイブやファーストタワーも視野に入れることが出来ます。
このようにリフトヘラルドは非常に価値のあるオブジェクトです。
このため、ウェーブの主導権の有無に関わらずタダで相手に渡すことが無いように意識してプレイしましょう。
正しいトレードを行うことはレーニングを行う上で重要な項目です。
レーンにおけるトレードは3つのステータスから成り立っています。
1.お互いのHPやマナやスキル
2.CSや経験値やタワー等の資源
3.ウェーブの押し引き
トレードはこれらの何を有利に交換するかを決めた上で行うことを心がけましょう。
TOPレーンにおいてタワーダイブは非常に重要な項目です。
・有利を作った後にキルにつなげる。
・ヘラルドを使いタワー破壊とダイブを同時に判断する。
・MIDへロームし、MID主導権を取る
タワーダイブはそれを狙う意識をつけることが重要です。
この意識を持つことで相手のセーフプレイを阻止する事ができるためです。
相手がタワー下でファームをしている際に
「ロームする」「ヘラルドを取る」と言うカードと同等の価値がある選択肢です。
この3枚目のカードを常に意識してプレイしましょう。
レーン戦においてウェーブ主導権を獲得できた時のプレイは大きな差が出ます。
1.ウェーブをフリーズして相手にCSを取らせない
2.スロープッシュを行い出来た時間でアクションを起こす。
3.大きなウェーブを作りタワーダイブを行う等
主導権を取った際には、より有利を取れる選択をし、それに沿ったウェーブを作ることを心がけましょう。
重要項目
TOPにおいてスキルの理解と使用は非常に重要な項目です。
相手がCSを取る瞬間やタワー下に押し付けられているタイミングなどはスキルを当てやすいです。
ここで重要なことは目的を持ってスキルを使用すると言う事です。
漫然と相手に向けてスキルを打つだけでは、レーンを有利にすることはできません。
・プッシュをする。
・HPを削る。
・リコールするためのクリアをする。
・CSを邪魔する。等
全てのスキルを使う時には、目的を持って使用することを心がけましょう。
TOPレーンにおいてスノーボールの理解はとても重要です。
レーンで有利をとり、ゴールドを稼ぎ、それ活かして装備を揃えて育ち切る。
このためには有利を取った後にその有利を大きくするためのプレイが要求されます。
スノーボールしなければいけないピックの際には、これを十分に意識することが必須です。
対面やお互いの構成を見て、適切な判断を行うことを心がけましょう。
ex)ウェーブフリーズは対面との差をつけるためには重要なプレイです。
しかし、自分自身も流れてくるミニオン以上にゴールドを獲得できなくなります。
チームを見据えたプレイはピック段階である程度決定してしまいます。
このような場合はレーンでのロストを減らし、チーム全体の有利を念頭に置いたプレイが要求されます。
この時に意識すべきことは
1.取れるミニオンを落とさない。
2.タワーダイブされるウェーブをクリアする。
3.経験値を獲得する。
この3点です。
TOPレーンの性質上、大きな不利を背負うと、巻き返すのは大変です。
このため、チームのためのピックや不利なマッチアップになった際には、レーンを耐えるためのプレイを徹底することが必要です。
ローテを行った際に、多くの場合TOPレーナーがサイドレーンをプッシュすることになります。
この際にプッシュ主導権を取った後の動きは特に重要です。
敵ジャングル内へのワーディングはもちろん
自身に2人以上の相手を集めて味方を有利にするのか。
敵がタワー下でファームしている時間でアクションを起こすのか。
これらの選択を敵の行動に合わせて選択する必要があります。
敵のローテーションを常に予測し、適切な選択をすることを心がけましょう。
TOPレーナーにとってジャングラーの1周目は特に注意しなければなりません。
基本的にジャングラーは1周目にアクションを起こしたいものであると理解しましょう。
・お互いのスタート位置
・回り方
・ガンク性能
・お互いのジャングラーの有利不利
これらを意識しながら、ジャングラーの動きには細心の注意を払いましょう。
凖重要項目
ウェーブ主導権が取れない場合のプレイは非常にシビアです。
この時は、ロストとリスクを減らすことが重要です。
1.相手の大きなウェーブは素早くクリアして、ダイブのリスクを下げる。
2.味方のジャングラーを呼びフリーズを解除してもらう。
3.中途半端なトレードを行わない。等
主導権が取れない場合はある程度のロストは仕方がありません。
それ以上に相手にゴールドを余分に渡さないことを意識してプレイしましょう。
TOPレーンにおいてリコールタイミングの選択は重要な項目です。
ベースからの距離が長いため、MIDよりも経験値をロストし易いレーンのためです。
また、BOTレーンのようにサポートが経験値を捨てるプレイが存在しません。
つまり、レベル調節を行うというプレイも出来ません。
リコールタイミングは常に相手よりロストが少ない時間を選択することを心がけましょう。
また、基本的に先にロス無くリコールした方がレーン戦は有利に進めることが出来ます。
TOPレーンにおいてビルド選択は非常に多くの選択肢が存在します。
ブランブルベストや金券などの重症の選択肢はもちろんですが
靴の選択は特殊な考え方が存在します。
例えばマーキュリーブーツはヌルマジックマントとMRの数値に差がありません。
このため相手がCCを持っていないAPチャンプの場合は、マーキュリーブーツを購入する利点がなくなります。
逆に対面がADチャンプでも敵ジャングラーやMIDのCCが強く
行動不能耐性(テナシティと言います)が欲しい場合はこれを購入する利点があります。
お互いの対面とチーム構成を考えた上で購入するビルドを選択しましょう。
TOPレーナーが有利を他のレーンへ伝える方法にMIDへのロームがあります。
ミニオンウェーブを敵タワー下へ押し付けることでフリーな時間を作ることができます。
この時間にMIDへのロームやダイブは非常に有効な意味があります。
MIDレーンの有利やレーン主導権はジャングラーやBOTレーンまで影響を与えることができます。
このように他レーンへ有利を伝えることでチーム全体の有利を形成することができます。
TOPレーンはレーンが長くカバーする必要のある範囲が広いです。
逆にワードの数はソロレーンであり、サポートがいないため足りないことが多いです。
これらのことから、ワードの置く位置が重要です。
記事のワードの位置を記憶し、状況に応じて適切な位置に設置することを心がけましょう。
ローテーション後のスプリットプッシュの際にアクションが起きるシーンは多く存在します。
この時に「寄る」か「寄らずにプッシュ」するのかを意思決定することは重要です。
中途半端に寄ってしまい意味のない時間を過ごすと、大きなロスを負ってしまいます。
これを防ぐためにプッシュしながら寄る必要性の有無を判断することが重要です。
少なくとも何もせずにうろうろすることのないように心がけましょう。
TOPレーンをプレイする上でジャングラーのマッチアップと状況を把握することは重要です。
相手ジャングラーがガンクハードなチャンピオンならガンクを避けることでスケールを阻止できるでしょう。
逆に味方ジャングラーがガンクハードなチャンピオンの場合はウェーブを押し込み相手の視界を消す必要があります。
お互いのジャングラーのスケールと、取りたい行動について常に考えながらプレイをすることで、結果的にジャングラー有利を形成することとなります。
ジャングラー有利を形成することでチーム全員が有利となるため、これを常に意識することを心がけましょう。