【5章10項】チャレjgのルート選択の秘密と基準【JG】

5章

いよいよ本日からジャングルについての記事に入っていきます。

ジャングルは必要な知識が大量にありますので、一つずつ順を追って説明していきたいと思います。

本日はジャングルルートについてのお話です。

本題

ジャングラーのファーム(CS)はそのプレイヤーの腕に大きく影響します。

ジャングラーのCSはその多くが、中立クリープの美しいルート形成に依存しているためです。

中立クリープはそれぞれにリポップする時間が存在します。
これの時間を管理しながら広いマップを駆け回る必要があります。
当然ガンク・カバー・プッシュ補助・カウンターガンク・ドラゴンやヘラルドの取得をしなければなりません。

これらの事全てを気にかけながら、先に述べたファームを行う必要があるのです。

全てを行うためには

美しく正しいジャングルルートを通ることが必須事項です。

さて、それでは詳しいルートについてお話ししていきます。

ジャングルルートについて

さて、ここではジャングルルートについてのお話をしたいと思います。
先ほど中立クリープはリポップする時間が決まっていると言いましたが、wikiにその時間をまとめてあります。

このようなリポップする時間を管理しながらジャングルを回るためには正しいルートを作る必要があります。

このルートを正しくなぞりながら、適切な判断をできるようにしましょう。

ここでは1週目のルートについてお話しいたします。

問題となってくるのは以下の4点です。

  1. スタート位置を決定する。
  2. ゴーレムの取得の有無を決定する。
  3. カニの取得タイミングを決定する。
  4. 相手ジャングルに入るかどうかを決定する。

一つずつ説明しますね。

スタート位置について

スタート位置は相手ジャングラーとの「ファームスピード」と1v1や2v2の強さ
そして何より各レーンのプッシュ主導権で決定します。

基本的にはプッシュの主導権が取れるレーンの逆側からスタートするのが好ましいです。
その後のレベル3時点でのカニファイトを有利に進めることができるからです。

ex)ジャングルはわかりやすくイーブンのマッチアップだと思ってください。
topのマッチアップが  味方ケイル 相手イレリア
botのマッチアップが 味方ジンソラカ 相手トゥイッチレオナ 

こんなシーンを想像してください。

TOPのケイルは低レベル時にイレリアに勝つことができず、おそらくプッシュされるでしょう。

逆にBOTのジンソラカは2レベル先行が順調にできればプッシュが出来そうですよね。

このような時はスタート位置はTOP側スタートが好ましくなります。

最終的な目的はプッシュしているレーン側でカニを取ることです。

とはいえ基本的にはリーシュをもらえるBOT側のバフスタートがほとんどになるでしょう。

ここら辺の話はBOTサポートの記事にもかかわっております。

ゴーレムの取得の有無を決定する。

さて、ここは難しい問題です。

基本的にゴーレムは取得する方が圧倒的に強いです。

ただ、ゴーレムはHPが高い上に時間がかかります
このため、チャンピオンによっては「取得すると時間がかかり過ぎてしまう」ことがあると思います。
このような時はゴーレムの取得を諦めると言う選択肢もありです。

また、ゴーレムを狩る順番も重要になっています。
カニ直前のゴーレムは狩っていると3:15のカニに間に合わなくなってしまいます
このため、カニを取得しようと考える場合はゴーレムをスキップすることがあります。
まとめるとこんな感じですね。

基本的にゴーレムを含めた6キャンプ+カニのフルクリアを行うルートが最強
レッドバフスタートの時は2個目にゴーレムを狩る。
※ブルーバフスタートの時はゴーレムを狩るとカニに間に合わない可能性がある。

TIPS
ゴーレムはダメージを抑えるためのカイトが他とは少し違い特殊です。
白い〇で目印をしてある大きいゴーレムを中心に小さいゴーレムから逃げながら狩ることになります。
イメージとしては大きいゴーレムの周りをくるくる回りながら狩ることになります。
これをすることで小さいゴーレムからのダメージを抑えることができます。

カニの取得タイミングを決定する。

さて、上に書いてある通りカニ(スカトルクラブ)の取得はスタート位置の反対側となります。

相手が同じ位置のカニを狙うこともあるでしょう。
この時は状況によって取るべき手法が変化します

1).カニの近くのレーンがプッシュできていればカニにピンをしながら取得に向かいましょう。
敵が川に出てくればプッシュしているレーナーに寄ってきてもらいましょう。
うまくいけばカニを取得でき、相手ジャングラーをキルできるかもしれません。
もしキルできればこのような時はリコールせずに逆サイドのカニを取得しに行くこととなります。

2).逆の場合も考えましょう。
例えば、スタート位置がBOTレーンでTOP側がプッシュされてしまいそうな時です。
この時は自陣の中立を狩り終えた後素早くリコールして逆サイドのカニを取りにいきましょう。
最も恐れなければいけないことはカニを2個とも奪われると言うことです。

TIPS
最近はファーストリコールまでは黄色トリンケットを持つことが多いようです。赤バフからスタートして5キャンプ目に青バフを狩っている時にバフ側からワードを刺すルートが強いようです。

相手ジャングルに入るかどうかを決定する。

ジャングラーは大別してファーム系ジャングラーガンク系ジャングラーの2種類が存在します。
また1vs1を行った時に強いチャンピオン弱いチャンピオンと言う考え方もあります。
に表にするとこんな感じですね。

ファームが早いファームが遅い
1VS1が強い
1VS1が弱い

この時にファームが早いチャンピオンに対して有効な手法としてカウンタージャングルが存在します。
何もせずにファームを行っているとファームの早いチャンピオンは勝ち続けれます。

これを止めるために相手のジャングルに入っていきファームを止める必要があるのです。

この時に、相手ジャングラーの位置(ルート)を把握する必要があります。

相手の位置を理解することでジャングルに入っていき1v1を仕掛けることができるのです。

具体例

以上のことを踏まえた上でジャングラーの取るルートは4種類です。

青バフスタート ゴーレムスキップ
青バフスタート ゴーレム取得
赤バフスタート ゴーレムスキップ
赤バフスタート ゴーレム取得

このルートを通った後に

リコールせずにカニを取得する
or
リコールして逆サイドのカニを取得

この2種類が存在します。
これらのことから

ルート4種類×カニサイド2種類=8種類

が存在します。

2週目以降について

基本的に2週目のジャングルルートは1週目と同じルートをフルクリアすることになります。

1週目が青バフスタートなら2週目も青バフ側からスタートしてフルクリアですね。

この時に2週目はバフがない分自由な時間ができるので、このタイミングでアクションを起こす流れが一番美しいルートです。

この詳しい話は次回の記事にてご紹介いたします。

まとめ

ジャングラーのルートは基本的に具体例にあげた8種類しか存在しません
相手のジャングラーも同様のルートを回りますので、しっかり頭に入れるようにしましょう。

今回から連続のジャングル記事に関して、
日本サーバーチャレンジャーのジャングラーながのくんに監修していただいております。
この場で感謝申し上げます。

さて、今回は美しいジャングルルートについてのお話をさせていただきました。
次回はガンクとカウンターガンクについてお話しさせていただきます。
チャレンジャーのガンクやカウンターガンクのが毎回決まりまくる理由を徹底解剖していきます。

それでは次回もよろしくどうぞ!

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