【7章4項】集団戦はスキルを把握して、ダメージレースを有利に進めよ!

7章

さて、今回は集団戦の際に使うダメージスキルのお話です。

集団戦の花形と言ってもいいようなwombo comboや華麗な5men stunなどなど

これに限らず集団戦のミクロはスキルに大きく依存しています。

今回はこんなスキルについてのお話です。

集団戦のスキルを場合分け

さて、集団戦が始まる前に相手のスキルを三つに分けましょう

一つ目は「当たってもいいスキル
二つ目は「当たりたくないスキル
三つ目は「死んでも絶対に何があってもウルトラ当たっちゃいけないスキル

この三つですね。

自分がプレイしているチャンピオンや役割によってこれらの分類は変わってきます。
そのため、今回は注意レベルと言うことで説明させてください。

エンゲージスキル

まずはエンゲージスキルについてです。
これは以前の記事でもご紹介していますので詳しくはそちらをご覧ください。

可能であれば全員が避けたいスキルではありますが、相手も当てるために全力を出してきます。
基本的にはADCやMIDなどの柔らかいディーラーが貰うと致命傷になります。

エンゲージスキルを当てられた瞬間は相手のフォーカスがディーラーに集中するためです。

このため、エンゲージスキルは可能な限り避けたいですが、
ディーラーが当たりそうな時はボディブロックも選択しましょう

ボディブロックについての詳しい記事はこちらをどうぞ。

例:マルファイトR アッシュR アムムQR

危険度レベル:高

ダメージスキル

さて、集団戦が始まるとお互いにダメージスキルを撃ち合うことになるでしょう。
この時にも当たっていいスキルと当たっていけないスキルがあります。

極論は当たっても集団戦の最後まで倒されなければいいです。

ただ、そこまでダメージ計算を完璧に出来るわけでもないですし、未来も見えませんよね。

なのでここではそれぞれのパターンに分けて考えてみましょう。

ダメージスキルは大別して4パターンです。

  • AOEダメージ
  • バースト
  • DPS
  • ポーク

こんな感じですかね。
それでは、それぞれの説明に入ります。

AOEダメージについて

AOEは(Area Of Effect)の略称で、日本語で範囲内全員に効果が与えられると言う意味です。

このようなスキルは、多くの場合ブリンクスキルやダッシュなどのスキルがない場合避けれないことが多いです。

また、範囲ダメージスキルは
①「詠唱等の時間が長く、ダメージが高い」
②「詠唱等の時間が短く、ダメージが低い」
の2つのパターンが存在します。

どちらの場合も完璧に全部避けると言うことはできないでしょう。
また、相手も打つ際は多くの人数にhitさせるように打つでしょう。

①の方は可能な限り全員が避けるべきスキル 注意度:高
②の方はそこまで注意する必要はないが、ディーラーは避けたい 注意度:中

例:①ジグスR ヌヌR ミスフォーチュンRなど 
  ②ブランドW ランブルR ラックスEなど

AOEスキル②は多くの場合はダメージが低く設定されており、その分避けるのが困難です。
全員にヒットすると壊滅的なダメージを与える可能性もありますが、ディーラーがしっかり避けれていれば問題ないでしょう。

また、AOEスキル①はエンゲージスキルと同様に当たり方によっては、集団戦を決めるスキルが多いです。
ディーラーはもちろん、体の強くないファイターやエンチャンターはしっかりと避ける準備をしましょう。

バーストダメージについて

バーストダメージスキルは瞬間火力の高いスキルのことです。
1発当たっただけで致命傷を与えることのできるダメージや、1コンボでディーラーを確殺できるようなスキルもあります。

基本的には射程が短く(レンジ500~600)、ディーラーに近づかなければ打つことができません。

このため、ディーラーはバーストダメージを出すことのできるチャンピオンに近づくことは悪手となります。

①1スキルで致命傷を与えることができるスキル。 注意度:中
②1コンボでディーラーを確殺できるチャンピオン。注意度:高


①:ベイガーR シンドラR など
②:ゼド タロン カタリナ LB など

①は基本的にディーラー等、体の弱いチャンプのみが警戒するスキルです。
逆にファイターやタンクが積極的に前に出ることによってこのスキルを消費させる必要があります。
逆に一度消費させてしまえば、その後ディーラーが近づくことができるようになるため、対処が容易なスキルです。
多くの場合、このようなスキルのCDは一度の集団戦に何度も打てるように設計されていないためです。

また、バーストスキルはHPよりもARMRが軽減に役立ちます。このようなチャンピオンがいた場合の参考にしましょう。

②はさらに警戒しなければならないスキルです。
一般的に「アサシン」と呼ばれる分類になります。
基本的にアサシンは集団戦の際に後ろから入ることが多いです。
視界に入らないような位置から1コンボでディーラーを落とすことを狙うでしょう。
このため、集団戦の最中にもこれらのチャンピオンの位置を警戒しなければいけません。
これはディーラーの立ち位置にも大きく関わってきますので、チーム単位で場所を把握できるようなワードを心がけましょう。

また、ワードの位置についてはこちらの記事を読んでください!

DPSスキルについて

DPSとは(Damage / Second)の略称で日本語で表現すると秒間ダメージスキルとなります。
継続的にダメージを出し続けることのできるスキルこのことです。
(※多くの他ゲームではダメージ量を表す単位ですが、LOLでは継続ダメージと言うイメージです)

基本的にレンジが短くCDが極端に短いことが多いです。
このため、ディーラーが持っていることが多く、集団戦の中で最もダメージを期待できるスキルとなります。

また、注意レベル自体はそこまで高くないことが多いですが、気がついたら体が溶けていると言うことがあります。
ここではADCのAA(オートアタック)」もこのDPSに含めることとします。スキルではないのですが・・・

継続的なダメージが強く、長い目で見ると最もダメージが出るスキル 注意度:低 
(※ただし、フロントはしっかりと意識する必要がある

例:カシオペアE ティーモQ ADC等のAA etc…

ポークスキル

最後にpoke skill(poke=突っつく)についてです。 
このスキルは多くの場合、長射程のダメージスキルで一方的に攻撃できることが特徴です。
また、比較的CDが短くダメージも高いことが多いですが、その分避けやすいため腕の差が出るスキルです。

現在のメタではホライゾンフォーカスとルーデンテンペストが超強いです。
このため、このスキル1発が致命傷になることも少なくないです。

長射程からダメージを与えることのできるスキル。
避けやすいがディーラーが食らうと危険 注意度:中

基本的には相手がpokeスキルを持っている場合は、集団戦前にぐずぐずしているとHPをごっそり持って行かれます。
できるだけ早く相手に仕掛けてエンゲージ)、ポークする時間を与えないことが重要です。

また、ポークチャンピオンは多くの場合、ブリンクやダッシュなどを持っていない場合が多いです。
仕掛けてしまえば、そこまでの脅威はないため、時間をかけないように積極的に仕掛けにいきましょう。

例:ゼラスQ ジグスQ ゾーイQなど 

まとめ

さて、本日はダメージを与えるスキルを分類させていただきました。
それぞれのスキルを相手がどの程度持っているのかと言うことについてしっかり把握しておくことが重要です。

また、注意度と対応策をしっかり読んで、集団戦の際に意識した行動を心がけましょう。

タンクやファイターが気にしなければいけないスキルや、ディーラーが気にしなければいけないスキル。
逆に対応しなければいけないロールなどそれぞれによって異なりますので、試合前や集団戦前に準備しておきましょう。

次回はCCとサモナースペル、時間を稼ぐことのできる特殊スキルとアクティブアイテムについてお話しいたします。

それでは次回もよろしくどうぞ。

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