【7章3項】プロの美しすぎるアグロピンポンをマスターしよう

7章

さて、本日はダメージコントロールについてのお話です。

前回はダメージを多く出すためという記事でしたね。
今回はダメージを分散させるための記事となります。

ダメージをより分散させることで、ダメージを受けれる総量が上がります。
それではいきましょう。

ダメージコントロールについて

今回はダメージを減らす方法についてお話しいたします。

ダメージを減らす方法は大きく分けて3つ存在します。

  • アグロピンポン
  • CC
  • ピール

この3つはそれぞれ前回お話ししたダメージレースを有利に進めるための方法です。

ダメージを減らす=倒される味方を減らす=ダメージを多く出せる
ということですので、ダメージを出すという事とほぼ同義となります。

超重要な項目ですので、ぜひ見ていってください!

アグロピンポン

まず基本はアグロピンポンです。
相手からフォーカスを受けている状態をアグロをもらうと表現します。

フォーカスの項にて説明しましたが集団戦の基本は前からです。
このため、フロント(一番前)のチャンピオンがダメージを貰うことになります

この時にダメージを受け切ることもいい判断ですが、ベストは

ギリギリまでダメージを受け切って倒される寸前に逃げる

ことですよね?

これには、フロントを張っているチャンピオンはもちろん2番目のフロントが重要となってきます。

集団戦の基本は前からなわけですから、

一番前のポジションを交代することによってアグロを切り替える

ことができます。

これを連続して繰り返すことによって受けるダメージを調節すると言うことが集団戦において重要になってきます。

このようなアグロをもらうチャンピオンを入れ替えることをアグロピンポンと言います

ここで、世界最高レベルの集団戦シーンをご紹介します。

12:56〜
2017年NALCS W9D3の TSM VS CLG についてです。
タリヤのRからスタートした集団戦
グラガス  とJ4  がお互いにフロントラインを張っています
両者がガーゴイルストーンプレートを使って、ギリギリまでアグロを受けました。
その後それぞれがサブタンクのアリスターとマオカイ前に出ることによって完璧なアグロピンポンを行なっています。

結果としてジンクスがダメージを出し切りましたよね。

このようにフォーカスを受ける対象が切り替わることによってよりダメージを減らすことができます

CC

CCはCrowed Controlの略称で相手の行動を阻害することを指します
日本語で言うと行動妨害・行動阻害ですね

これは集団戦において非常に大きな意味を持ちます

ダメージディーラーを守るために、相手チャンピオンの行動を阻害することもあるでしょう。
逆により多くのダメージを与えるために使うこともあるでしょう。

これらの使い方は大きく分けて二つ存在します

CCチェイン

一人の対象に連続してCCを与える方法です。
この方法は一つ目のCC アッシュのR)を相手に与えるところからスタートします。
次いで、一つ目のCC が切れる直前もしくは直後に次のCC レオナのQ)を入れます。
同様に二つ目のCC が切れる直前もしくは直後に3つ目のCC レオナのR)を…

のような形で連続してCCを入れる方法です。

CCが連続している鎖のようにつながることからCCチェインと呼ばれています。

広範囲に

集団戦の基本は
ダメージはフォーカスを合わせ、CCは分散させる。
と言うことです。

もちろんCCチェインをしなければならない場合もありますが、全体にばら撒く方がダメージレースの面で有利なことが多いです。

大切なことは、ダメージレースを有利に進めるために使うと言うことです。

このため、スキルを打ち切った後のメイジ 等にCCを使う必要は無いのです。

ダメージレースに効果的になるように意識をしてCCをかけてやりましょう。

ピール

最後にピールについてのご紹介をします。
ピールとは味方のディーラーに接近してくる相手チャンピオンを引き剥がすことです。

前回の記事にも書いてある通り、ディーラーの基本は距離を保って攻撃です。
これを行う中で、当然相手チャンピオンが近づいてくることもあるでしょう。

これから距離を取ることを補助することを、ピールと表現します。

ピールを行う方法は大きく分けて3つです。

相手にCCをかけて距離を取らせる。

最も一般的なピールの方法ですね。
レオナ やノーチラス なんかが得意なピール方法です。
これのメリットは確実にキャリーからの距離を取らせることができる点です。

エンチャント

これはCCを掛ける方法とは逆で味方のディーラーを強化する方法です。
ルル やナミ が代表的なピールの方法です。
味方を強化(エンチャント)することによって間接的に相手からの距離を取らせることができます。

確実性は1と比べて高くないものの、キャリーの強化はダメージレースの面では優秀なスキルです。

ボディブロック

これはCCやエンチャントと比べると高度な技術です。
ディーラーに対して飛んでくる攻撃スキルやCC等に対してピールを行うチャンピオンが割り込む方法です。
割り込むことによって自身の体でその攻撃を受けることができます

結果としてディーラーは自由な時間が出来、ダメージレースに参加することができます

受けるべきかどうかの判断が難しい反面、スキルやチャンピオンに関係なく行うことができるので、どんな場面でも使うことができます。

以上3つの方法を用いて、ディーラーがより安定してダメージを出せるように補助しましょう

まとめ

さて、本日はダメージを分散させるダメージコントロールについてお話ししました。

ダメージを分散させることは実はめちゃくちゃ重要な項目です。
もちろん理想は全員でダメージを分散させて、全員が生き残りダメージを出し切ることです。

しかし、現実的にはこれは出来ませんよね。
そのために、アグロピンポンがあり、ピールがあるわけです。

前回と今回の記事でのお話は、集団戦を出すうえで非常に重要な考え方ですので、是非ともしっかり読み込んでください!

さて、次回は集団戦において、「意識しなければいけないスキル」についてお話ししたいと思います。

それでは次回もよろしくどうぞ!

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