【7章5項】集団戦の対策と対応方法についてご紹介+SS・ビルド

7章

さて、本日は集団戦におけるスキル把握の続きです。
前回はダメージスキルについての分類をお話しいたしました。
今回はCCやその他に注意必要なスキルについてお話しいたします。

CC

CCはCrowd Controlの略称で日本語では行動阻害・行動妨害と言う意味です。
これらのスキルは食らってしまうと行動を制限される効果がほとんどです。
集団戦の中では非常に大きな意味を持ち仕事を行うことができない状態にすることができます。
CCスキルは大別して3種類に分かれています。

  • 対象指定CC
  • AOECC
  • 方向指定CC

今回はこの分類でご紹介していきます。

対象指定CC

このスキルは対象指定のため、避けることのできないスキルです。
集団戦中に気をつけてプレイをするものではなく、集団戦前に把握しておくことが重要です。
これに対して有効な対応方法は以下の3パターンです。

  • 相手のCCスキル射程に入らない
  • CCスキルを受けてもいいようなポジショニングを行う。
  • サッシュを購入する。

さて、それぞれについてのお話をいたします。

相手のCCスキル射程に入らない

これは最も単純な対応方法です。
メレーチャンピオンのCC体を近づけなければならないことが多いです。

このため、ディーラーは射程に入らないと言うことを意識しましょう。

ex).ラムス ボリベアなど

CCスキルを受けてもいいようなポジションを取る

対象指定CCの多くは拘束時間が短い行動阻害効果が弱いというデメリットがあります。
このため、ポジショニング一つでなんとかなる場合が多くあります。(全てではないですが)
仮にCCを受けても「味方が近くにいる状況」「そもそも効果の意味が少ない」ポジショニングを取ることが重要となります

ex). ポッピーE ヴェインEなど

サッシュを購入する


これに関しては特殊な例です。
対象指定のため避けれない上に、圧倒的に効果時間が長いスキルが存在します

基本的にはこの場合はディーラーがサッシュを買う必要があります

これらのチャンピオンはRの性能が高い分、他のスキルが弱く設定されています
このため、サッシュを購入することが税金と言われることもしばしばあります。

サッシュ一つで相手チャンピオンのパワーを著しく下げることができるため、集団戦前に購入しておきましょう。

ex). マルザハール スカーナー モルデカイザー

AOECC

これらのCCは多くの場合、集団戦を決定付けるスキルであることが多いです。
ほとんどの場合が予備動作や準備が長い or 避けやすいスキルです。

しかし、油断していると集団戦の流れを一変させる可能性も秘めています。
多くのwombo comboにはこれらのスキルが必要とされています。

また、CDが長く設定されてる傾向にあります。

これに対してのカウンタープレイは以下の二点です。

  • 消費させ、ファイトを行う
  • 全員にスキルが入らないようにある程度の距離をとって戦う。

それぞれについてお話しいたします。

消費させファイトを行う

上にも書きましたが、多くの場合これらのスキルはCDが長く設定されています。
そのため、あえて使わせることによってその後の集団戦を有利に進めると言う考え方です。

方法としては単純で、相手が「スキルを使わなければいけない状況」になればいいわけです。
言い換えれば「圧をかける」と言うことですね。

あえて体を近づけて、
・スキルを使わないといけない状況にさせる
・HPを削りリコールさせる
・スキルを釣って消費させる

などの方法があります。

ある程度の距離をとって戦う

全員にスキルが入らないようにある程度の距離をとって戦う
これは集団戦中に対応する方法です。

これらのスキルは多くの場合、ある程度の距離を取ることで全員に入ることはなくなります

これを行うことで相手は無理やり入る or 効果が薄い場所で使うの2択を迫られることになります。

無理やり入ってきた場合は一旦落ち着いて処理をした後に、正常なファイトを行うべきです。
この場合は上に書いてある消費させる。と言うものとほぼ同義となります。
効果が薄い場所で使った場合は対して影響もないので問題ないでしょう。

例アムムR へカリムR オリアナRなど

方向指定CC

これらのスキルは最も厄介です。
確定でスキルを対応する方法が難しい上、CDが短いため試行回数が多いです。

このため、1回のスキルで見ると当たりにくいですが、回数や効果が大きいため最も気をつけなければなりません。

ex). モルガナQ 人形態エリスE ブリッツQ など

基本的に集団戦はこれらのスキルを避けることを前提に味方がプレイします。
そのため、一度当たってしまった時の影響力が大きいです。

これに対する方法は以下の5点です。

  • CDを把握する
  • 視界を広く取る
  • 直角に避ける
  • 体を近づけない
  • ボディブロックを行う

それぞれについての説明は以下の通りです。

CDを把握する

これらのスキルは基本的にドッジ(避ける)が大前提です。

全部当たってしまっていては本当に試合にならなくなってしまいます。
このドッジをするために重要なことは相手のCDを把握することです。

集団戦中は基本的に相手のCDが上がった瞬間からスキルを打つまで注意するタイミングです。
そのため、CDを正しく把握する必要があります。

5秒程度か10秒程度か15秒以上かの3つに分類して意識しましょう。

視界を広く取る

視界を取ることによって相手のスキルの発動をより早く察知することができます

逆に見えない位置からのスキルは予測しなければいけないため非常に困難です。

視界を取ることによって格段にスキルを避けやすくなるので、視界を広くとって予備動作が見えるようにしましょう。

直角に避ける

スキルドッジの大前提は直角に避けることです。
相手と自分を結んだ直線を想像してください。

この直線に対して直角方向に(90度)動くことで相手のスキルを最も避けやすくなります

体を近づけない

上に書いた直角に避けると言う項目で注意しなければならないことがあります。
それがこの体を近づけないと言うことです。

基本的に至近距離でスキルを撃たれた方が、射程ギリギリで撃たれるよりも避け辛いです。
これはスキルに幅と言う概念が存在するためです。

これを防ぐために「CDを把握して
その上で、「相手のCDが上がった瞬間」から「直角に避ける」と言う方法を取ることになります。

これらのことを複合的に行うことでスキルをドッジしやすくなります。

ボディブロック

これまではスキルを避けるための手法でしたが、これだけは少し異なります。
詳しいことに関してはこちらの記事をご覧ください。

時間を稼げるスキルやビルド

集団戦において、時間を稼ぐと言う概念は非常に重要です。
これを行うことで、相手の行動を抑制することができるためです。
これが起きた場合、逆に味方チームは自由な時間が増えるため、集団戦前にはこれらのスキルを把握しなければいけません。

また、これらを使われた場合は、フロントラインにいるチャンピオンの動きが変化します。
前を張りダメージを受けきるのではなく、稼がれた時間は一旦ディーラーを待つ時間と変える必要があります。

時間を稼ぐスキルを持つチャンピオン

例トリンダメアR リサンドラR ジリアンRなど

時間を稼ぐことのできるビルド

ゾーニャの砂時計 GA ストップウォッチなど

SS(サモナースペル)について

さて、最後にサモナースペルについてのお話をいたします。
集団戦中に最も気をつけなければいけないスキル
フラッシュです。

フラッシュは対象指定以外のスキルを1回避けることができ、物理的な距離を取ることもできます。
攻めにも守りにも使える非常に使い勝手の良いスキルです。
フラッシュのCDは5分ですので、集団戦前の5分に相手のフラッシュを使っているかどうか確認しましょう。

同様に気にしなければいけないのがTPです。

相手がいないからといって人数差があると考えるのは危険です。
TPを持ったチャンピオンが他のレーンにいる時は+1人の人数であると意識した上でファイトを仕掛けましょう。

また、後方にTPされることはとても危険です。
集団戦前はしっかり赤トリンケットで相手のワードを破壊することを意識しましょう。

まとめ

さて、今回はCCと意識しなければいけない相手のチャンプ、ビルド、SSについてお話しいたしました。

ここまで連続の集団戦についての記事は全て基礎となっています。
多くの上位レート帯のプレイヤーはこれらのことを息を吸うように行っています。

しっかりと体に覚えさせて意識せずにも意識できるように(矛盾してる?)しましょう。

さて、次回からは「ピックアップ」についてお話ししようと思います。
それでは次回もよろしくどうぞ!

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