さて、今回はサポートについての第3回目ですね。
サポートは本当に書くことが多すぎて読むのも大変でしょうが頑張りましょう!
前回はレベル2先行を行うための方法のお話をしました。
今回はレベル2先行をした後についてお話ししたいと思います。
本題
レベル2を先行したらやること
- ファイト(トレード)
- ハラス
- ゾーニング
どれかを絶対に行いましょう。てか可能なら全部やりましょう。
もちろん使用するチャンプによって出来ることもやることも変わりますが、目的は上にあげたものがほぼ全てでしょう。
レベル2に先になれると言うことはスキルを1つ多く持てると言うことです。
BOTは基本的に2VS2ですからスキルは2個VS4個です。
つまりファイトをすれば絶対に勝てる状態なわけですね。
ここでファイトを起こすことができれば超絶有利なトレードを行うことができます。
そのため、レベル2側から攻撃されてもレベル1側は最低限の反撃しかできないのです。
レベル1側は下がるしかありません。
ここでやること二つ目のハラスに移ります。
相手が下がるしかないのならこちらは一方的に攻撃することができます。
つまり、ハラスすることができるのです。
しかも、ハラスをしても相手は仕掛けることができません。
圧倒的にハラス得なのです。
そして相手はハラスを受けるのもいやですよね。
当然さらに下がります。
そして最終的に出来上がるのが3つ目のゾーニングになるわけです。
この状態になると相手がミニオンにさわれず2wave目をロストすることでしょう。
もしかしたら経験値すら取れていないかもしれません。
そして迎える3wave目4wave目、当然ゾーニングが続きスロープッシュのウェーブを作れていることでしょう。
(詳しい話は別記事にて行っています。ここではゆっくりと自分のウェーブを大きくしながらプッシュする事と認識してください)
この間、永久にレベル2先行したチームは有利を作り続けています。
プレッシャーの強さもさることながら、レーン全体での有利も徐々に広がっているでしょう。
最終的には大きなウェーブが相手のタワー下まで到達し、自由な時間が作り出せていると思います。
ワード・ロームについて
ここまできたらワーディング、ロームの時間です。
(おそらく4wave or 5wave目)。
自分達のミニオンは相手のタワー下で焼かれているため、相手のADCはタワーから離れられません。
つまり、ただの自由な時間ではなく、一方的な自由な時間なわけです。
この時間になるとジャングラーたちが1週目のジャングリングを終えBOTのカニを見る時間です。
この時間でできることは3つ
- ジャングラーが欲しがっているカニの補助
- ワーディング
- リコール
この時間で相手は取れなかったCSと経験値を一気に獲得しています。
自分達とのレベル差も追いつくでしょう。ファイトは避けたいところです。
また、5章1項でも言ったようにジャングラーからするとカニの有無は、その後5分間の動きに大きな影響を与えます。
可能な限り手伝ってください。
それができない(必要ない)のであればそのままワーディングしてリコールです。
カニの補助orリコールどちらにしてもワーディングはセットで行いましょう。
ここまでの動きが毎試合鉄板の流れです。
レベル2先行の有無、先行後の動き、その後のウェーブ管理、ジャングルの補助とやることはたくさんあります。
もちろんその間に、CSを取りやすくする、ボディブロックをする、ブッシュを取るなど緻密に絡み合っていますので実際はさらに複雑になっています。
ワーディングについて
この時間のワードは2週目、両チームのジャングラーがBOTにいる可能性の高い時間です。
このため、一人でワーディングを行うのは非常に危険です。
また、プッシュしているためガンクも刺さりやすい状況なので、味方ジャングラーを呼びワーディングをしましょう。
ワードの位置についてはこちらの記事にて解説を行っています。
味方ジャングラーとadcを引き連れて
ワーディング or カニの補助 or リコール
という選択となります。
ファーストリコール後
さて、ここまできたら400G程度を持っていることでしょう。
まずは靴とピンクワードを買いましょう。
サポートのパワースパイクと言っても良い時間帯です。
この時間帯はMIDやTOPも1回目のリコールを済ませている or リコールしたい時間帯ですので補助ができると大きな利益につながります。
MIDの補助が丸い選択肢だと思います。
リコール後この位置
にピンクワードを置くとめちゃくちゃ喜ばれます。
この時プッシュ補助してMIDリコールタイミングの作成やトレードの補助までできれば満点です。
相手のBOTレーナーは大きなウェーブを食べきってリコールをしたタイミングで30秒〜1分程度の時間の猶予があります。
さらにウェーブはバウンス状態のため味方のADCはファームができる状態です。
(ミニオンをタワーに当てると、相手のプッシュウェーブになる。これをバウンスと言う)
そのため、この動きはチーム単位でのロスがなく、非常に美しいロームですね。
TOPへのロームは相手の意表をつけるため大きな利益につながりますが、失敗した時のリスクも大きい「もろはの剣」です。
BOTのウェーブ状態やチャンピオン、自分のチャンピオンやゴールドと相談しながら判断しましょう。
JGと相手の森に入っていくことはさらに効果的です。
ですが、この時間帯は多くのジャングラーがレベル6を急ぎたい時間帯。
パワースパイクと相手のジャングラーのルートを考慮しなければならず高難易度ですが、一度相手のジャングラーを取ることができればジャングルの有利はほぼ確定です。
このようにレベル4までの動きの中にジャングラーとサポートの選択肢がめちゃくちゃ存在します。
それぞれの状況にあった選択をできるように心がけ、チームの有利を少しずつ築いていくことがサポートの大きな役割です。
選択について
さて、それではこの選択肢の中から何を選択するのがいいのか分からなくなりますよね。
この基準について大まかに3パターンに分けました。
- ルシアンやドレイブンのようなアーリースパイク
- アッシュやセナ等ゴールドの必要性が他より低い
- ジンクスやトゥイッチのようなハイパーキャリー
実際はこれに加えてサポートも加えたマッチアップ、ジャングルのマッチアップも関係してくるのですが、今回は割愛させていただきます。
1のルシアンやドレイブンは絶対にキルが必要なチャンピオンで、キルが入らないと失速が激しい。
このため、中盤以降まで影響力を持たせ続けるためにもキルを狙える状況を作り出す必要があります。
このような場合はキルできるレーンを作ることに注力する必要があります。
もちろんキルも狙いましょう。
2のアッシュ等はユーティリティが高く、タワー下でもファームすることができます。
RやWのことも考えるとタワーダイブ耐性も高く、何よりドレイブンなどに比べてレーンキルを狙いにくいです。
そのため、積極的に周りのレーン(JG・MID)にリソースを使い、キャリーを作る必要があります。
3の場合は経験値とファームが重要で、ダイブ耐性も高くありません。
レーンに居座り続けなければいけない場合も増えるでしょう。
しかし、ずっと隣にいてもひたすらプッシュされることが予想されます。
自身のウェーブ状況をよく確認し、その上でレーンに入るのか、入らずに視界を取るのかなど選択が求められます。
何度も言いますが本来はこれに加えて、サポートのマッチアップやジャングルのマッチアップも影響してきます。
当然、TPやグローバルULTも飛んでくるかもしれないですよね。
これらのことを総合的に判断し、より100:0に近づきやすい選択肢を選びましょう。
おわり
さて、本日はサポートの4レベルまでの動きをご紹介しました。
また当サイトで後悔しているSUP記事に関してサポートメイングランドマスターのありすちゃん他ダイアモンドサポートメインプレイヤー2名(リスナーさん)と作成いたしました。
ご協力感謝いたします。
本当は書きたい内容がまだまだあるのですが、これ以上は上級編にてご紹介したいと思います。
次回はMIDのレーン戦についてお話をしたいと思います。
よろしくどうぞ!