皆さんどうもこんにちは。
編集長のあのさかきです。
本日の記事は元 LJL RJ所属のshirotama君に監修していただいております。
今回はBOTレーンでオールインタイプのプランニングについてお話いたします。
プランニングをしっかり理解してゲームに活用することでグッと勝率が上がります。
強みや理想の流れを出来ない=負けということを忘れないようにしましょう。
ということを意識してゲームに生かしていただけると幸いです。
ゲームの計画とピックの強みを生かせるように覚えておきましょう!
それでは本編へどうぞ。
本題:オールインレーンについて
今回はオールイン型のレーニングについてのお話です。
レーンでのキルを取ることでスノーボールし、早い時間で試合を畳むことを目的とするレーンです。
代表的なチャンピオン
ADC:ドレイブン ルシアン サミーラ etc…
SUP:ノーチラス レオナ レル etc…
これらのチャンピオンの組み合わせをピックした際にはオールインレーンということになります。
それぞれ、スキルの基礎ダメージが高い事が重要です!
これらのピックでは序盤、得意にレベル1~6のダメージが他のキャリーと比較したときに高いことが特徴です。
また、スノーボール性能(雪だるま式に強くなる事)が高い反面、他のキャリーと同程度の成長だとダメージが低くなる傾向にあります。
オールインレーンの難易度はこちらです。
このピックはレーンでのキルとCS/EXPの有利を作ることを序盤の目標とします。
明確な目標が存在するため、他のピックと比較したときに単純です。
また、一度キルや有利を作ることができれば、その後も続けて有利を取ることができます。
しかし、イーブンな状態から1キル目を取ることが難しく、対面のサモナースペル管理が重要なため、難易度Aとしています。
強味
このピックをした際の強みは
・スノーボール性能の高さ
・ダメージの高さ
の2点です。
これに分類されるチャンピオンはお金を稼ぎやすいため、相手よりも早く装備が出る傾向にあります。
また、これらの装備差を生かしてファイトに臨むことができることが最大の強みです。
これを裏付ける要因としてダメージの高さが存在します。
オールインになった時、高いダメージ量と強力なCCでファイトに強いピックです。
オールインレーンの目的
このレーンを選択した場合、最大の目標はスノーボールすることとなります。
この時に大切なことは
対面よりもゴールドや経験値を多く稼ぐ
ということです。
これらのピックはゴールド等の有利を作りやすい一方、有利を稼げなかった場合は、ダメージが足りなくなりやすいためです。
このため、レーンで300G程度の有利で終わってしまっては不十分ということになってしまいます。
また、試合時間を可能な限り短くし、30分程度で試合を終わらせることを目標にしましょう。
ここまでの時間がこのピックの強い時間帯であり、これ以降はパワーダウンしてしまう傾向にあるためです。
これらの理由からこのピックでの目標は
・レーンでの有利を大きく稼ぎスノーボールする
・試合時間を可能な限り短く終わらせる
の2点となります。
理想のゲーム運び
このピックを行った際の、レーンの理想的なチャートは以下の通りです。
1:相手のSS(フラッシュ/ヒール/イグゾ等)を使わせる
2:ファイト有利のプレッシャーを利用してゾーニングを行う
3:対面とのゴールド差を形成してレーンを出る
このような流れで有利を作ることが理想です。
さて、それぞれの具体的な方法について説明していきます
わかりやすい例としてドレイブン/ノーチラスを使用します。
step1:相手のSS(フラッシュ/ヒール/イグゾ等)を使わせる
第一の目標は相手のSSを使わせることです。
これを行う目標はキルプレッシャーを持つということにあります。
相手にフラッシュやイグゾーストが残っている状態では、キルをすることができません。
このために、無理にキルを狙うのではなく
まずはSSを落とさせる
という手順が重要になります。
これを行うための方法は二つ
1:フックやCC等からファイトを仕掛ける。
2:一度ガンクを通す。
となっています。
このガンク合わせが強いのもこのピックの強みと言えるでしょう。
step2:ファイト有利のプレッシャーを利用してゾーニングを行う
さて、SSを落とさせることができるとプレッシャーを持つことができます。
次にファイトすることでキルまで狙うことができるからです。
この時に超重要なことがあります。
これを知っているかどうかでオールインレーンの強さは3倍程差が出ます。
それがフリージングとゾーニングです。
(それぞれの詳しい解説記事はフリージング ゾーニングにあります)
これらを行うことによって相手の成長を阻害しながら有利を作ることが超大事です。
あくまでもキルを取れるプレッシャーを生かして戦う事になります。
step3:対面とのゴールド差を形成してレーンを出る
さて上の二つの手順を正しく追っていければ少しずつ差が開いていくはずです。
場合によっては強烈な差が生まれるタイミングが出てきているでしょう。
具体的には
・レベル2/3/6先行のタイミング
・先にファーストコアができるタイミング等
がこれに当たります。
これらのタイミングでしっかりとファイトを行うことが重要です。
タワーダイブやオブジェクト、ガンクタイミングを利用して積極的にファイトを起こすことを心がけましょう。
これらのアクションを起こすことで対面とのゴールド差をつけることがとても大事です。
超大切なレーンに勝つための注意点
ここまでオールインレーンの強みをお話してきましたが、注意点についてもお話させてください。
HPを多く保つ必要がある
基本的にこのレーンは有利を取るためにファイトを起こす必要があります。
このため、無理にCSを取りに行き不必要なダメージをもらうことは好ましくありません。
この後のファイトを行うことができなくなるためです。
また、この時とても重要なアイテムがポーションとなります。
お互いのポーションをしっかり把握して、自分も購入することが重要です。
ウェーブを押し付けるとファイトができない
ウェーブを押し付けるアクションはオールインレーンには不向きです。
これは、サポートがレオナやノーチラス等タワー下の相手を攻撃する手段が少ないためです。
このような状況は好ましくありません。
基本的にはウェーブを引くかフリーズをすることを意識しましょう。
(リンククリックでそれぞれのウェーブコントロールについて解説)
こちらからアクションを起こさなければいけない
このピックではアクションは自分から仕掛けなければいけません。
何も起きなければ、ビルド有利が付かず負けてしまうためです。
積極的に有利を作っていくことが必須のレーンといえるでしょう。
あとがき
さて、今回はオールインレーンのプランニングについてお話ししました。
レーン戦で有利を作ることが重要なレーンですが、その分勝つことができれば大きな影響力を持つことができます。
積極的にレーンを勝ちに行くことでレートを上げましょう!