前書き
さて本日はパワースパイクについての第2回
遅い時間帯にパワースパイクを迎えるチャンピオン(レイトチャンピオン)についてのお話です。
いままでは強い時間帯に有利を作らないといけない。
と言うお話を繰り返してきましたが当然弱い時間帯の過ごし方もあるわけです。
レイトチャンピオンは遅い時間帯から本領を発揮しパワースパイクを迎えます。
そのため序盤は「耐え忍ぶ」必要があるのです。
自来也のいう忍者の話ではないので悪しからず。
本題:レイトチャンピオンについて
さて、まずはレイトチャンピオンの考え方についてからお話しさせてください!
こんな条件を持つチャンピオンです。
・涙を積むチャンピオン全般
・Rスキルが強力でRのレベルが重要なチャンピオン
・ビルド依存度が高いチャンピオン
・スキルのAP(AD)レシオが高いチャンピオン
・スタックを蓄積するチャンピオン
このようなチャンピオンのパワースパイクタイミングは大体以下の通りです。
・涙剣(涙杖)の完成タイミング
・Rのレベルが3になるタイミング(レベル16)
・3コア完成のタイミング(ミシック+レジェンダリー×2)
大体これのどれかに当てはまると思います。
レイトチャンピオンはこれを迎えるためのプレイをする必要があります。
つまり、弱い時間帯に有利を作らせないと言うことです。
自分が強くなる前にゲームが終わってしまったり、強くなった時にはもう手遅れなんてことになりかねませんからね。
前回の記事でアーリチャンピオンの有利についてお話ししたと思います。
今回はそれを防ぐための手法のお話です。
具体的な手法は大きく分けて3つに分類できます。
・レーンをプッシュする。
・不利なトレードを行わない。
・ジャングラー(他レーナー)と試合を作る。
こんな感じですかね。
レーンプッシュ
あれ?アーリスパイクの時にもプッシュしろっていってなかったか?はい。言ってましたね。
そうなんです。実はこのゲームは基本的にプッシュしているチームが圧倒的に有利なのです。
もちろんガンクのリスクは付きますが、それを補って余りあるほどプッシュは利点がいっぱいです。
前回の使い回しになりますが[ハラス,ローム,ワーディング,他レーンの補助]などなどいいことしかないのでプッシュするように心がけましょう。
不利なトレードを行わない
これは重要な考え方なのですが、有利でないトレードは行ってはいけません。
そのトレード一つがプッシュを逃し、ロームタイミングを逃し、CSをロストさせてしまいます。
ただし、相手に手を出さないと言うわけではありません。
ハラス(一方的な攻撃)が可能なタイミングであれば積極的に狙っていきましょう。
相手の攻撃スキルがないタイミングも同様です。
これを行わないと、相手に好きなようにさせてしまうことになります。
自分だけ見ればイーブンで過ごせるかもしれませんが、チーム全体ではマイナスを負ってしまいます。
ジャングラー(他レーナー)と試合を作る
これはプッシュやハラスと強く絡みついているのですが、レイトチャンピオンを使う上でこれは絶対必須なプレイです。
自分が弱い時間に自分を中心にゲームを行うと言うことは不可能です。
そのため他レーンと一緒に動き、人数差を作ってゲームをプレイすることが必須です。
これらの要点を踏まえた上でレイトキャリーを使う方の意見を聞きましょう。
皆さんもよく聞きませんか?
〜in game~
Ryze 0/3/1「MIDはイーブンだったのに他レーンが〜」
Kassadin 2/7/3「相手のジャングル超育ってんだけど〜」
〜ゲーム外で〜
Kayle OTP 「MIDがハズレのやつしか来なくて〜」
Karthus OTP 「このレート帯の奴ら我慢できなくて〜」
あー聞きますねー全部お前らのせいだから!
失礼。本音が出てしまいました。
序盤の不利は自分だけでなく、他レーンにも影響を出してしまうことを意識しましょう。
また、一つ言っておかなければならないことがあります。
レイトチャンピオンはレーン上でイーブンでいい。
と言うことはありません。
基本はどんなチャンピオンを使っても有利を取らなければならないのです。
レーンキル、タワー、CS、他レーンへの影響全て捨てて良い訳ではないのです。
どれか一つで良いので有利をとり、他をイーブンにする。
一つとった有利を二つ、三つに増やしていく。
この考え方をしなければいけません。
チームメイトは誰一人としてレイトキャリーを介護するママではないのです。
おわり
さて、本日はレイトキャリーチャンピオンについてのお話をいたしました。
次回からはいよいよ各レーン戦でのお話に入ります。
ものっすごい細かい話や、ディープな話になる予定ですのでぜひぜひお楽しみに!よろしくどうぞ!