さて、今回はゲーム全体の流れについてお話しします。
LOLは時間が経過するごとに必要な行動が変わってきますよね。
そんなゲーム全体の時間別に意識しなければならないことについてお話ししたいと思います。
ゲーム開始前
さて、まずはピックが終わってからゲームが始まる前に必要な思考についてです。
ゲーム序盤に必要な準備は大きく分けて3つ
- レーニングのプランニング
- ゲーム全体を通したプランニング
- ジャングルとの関わり方の予想
この3点ですね。
実はゲーム開始前は考えることが大量にあるので意外と忙しいです。
慣れてくればゲームしながら考えられるかもしれません。
ですが状況は刻一刻と変わってきますので、ロード中にできるだけ考えておきましょう。
いいですか、ロード時間は「お手洗いタイム」でもなければ「タバコ休憩」でもないのです。
それではそれぞれの項目についてお話していきましょう!
レーニングのプランニングについて
LOLは各自にレーンが割り当てられている以上、多くの時間を相手のレーナーと過ごすことになります。
この状態で、どのようにプレイするかを想像しましょう。
大きく分けて3点
1有利なトレードを行う方法を想像する。
例えば自身がオリアナVS相手がシンドラのようなマッチアップの時。
シンドラのEQを避けたタイミングならオリアナのQWを積極的に当てに行く等
これを想像できるようになるためにはとにかく大量の「高レートの」リプレイを見るのが近道です。
youtube 等で「〇〇(自分のチャンピオン) 〇〇(相手のチャンピオン) challenger」と調べてみてください。
大量に出てくると思います。
2ウェーブコントロールを決定する。
一般的にプッシュする方が強いのはここまで記事を読んでくださった皆様ならご存じでしょう。
しかし、常にプッシュできるならこのゲームは苦労しません。
相手も同じようにプッシュを狙うので、どこのタイミングでリソースを使うのか想定しましょう。
3何で勝つかを選択する
実力の拮抗したレート帯ではすべて勝つというのは難しいです。
キルやCSや経験値はもちろん、ロームやオブジェクト、遂には少数戦 等
自分が有利を取れるポイントを見つけて、想定しておきましょう。
ゲーム全体を通したプランニングについて
味方のパワースパイクと相手のパワースパイクを考えてみましょう。
味方が勝てるタイミングと勝てないタイミングを想像して、その時間帯を頭に叩き込みましょう。
時間を覚えたら
その時間に何をするのか?
と言うのを考えてみましょう。
例えば味方にカサディンがいるなら16レベル以降のゲームをする必要がありますよね。
この場合ドラゴン2つまでは無理に寄らずにギブ(相手に渡す)していいでしょう。
逆に味方BOTがルシアンブラウムのようなピックをしたとしましょう。
この時は序盤強いBOT側で積極的にアクションを起こさなければいけないですよね。
こんな感じでゲーム全体でのプランニングを行いましょう。
パワースパイクについての記事はこちら
→アーリースパイク
→レイトスパイク
ジャングルとの関わり方の予想
全てのレーナーはジャングラーとの関わり方について気にしなければなりません。
ジャングラーの有利=チーム全体の有利であるためです。
逆でもそうですね。
そんな中で自分がジャングラーにどのような影響を与えれるか考えましょう。
代表的な例をあげましょう。
- レーンをプッシュして相手ジャングルに圧をかける。
- 2v2を起こして有利を作る。
- 人数差を作ってアクションを起こせる状況を作る。
- ガンクを刺せるレーンを作る。
- 視界をとって選択肢を増やす&情報を増やす
こんな感じですかね。
もちろん全て出来れば最高ですが、自分のレーンも当然ありますからね。
どのような関わり方が一番勝率を上げられるかと言うことを判断しましょう。
ゲーム開始〜4分までに必要な考え方
この時間帯は大きなイベントが3つあります。
その後のゲーム展開を大きく変える序盤の4分間です。
一説では勝率の70%は「ゲーム開始から10分で決まる」と言われるほどです。
正直エビデンスがあるわけではないのですが、それほど重要であると考えていただければ幸いです。
イベントについて
- 2分過ぎのレベル2タイミング
- 3:15にスポーンするリフトスカトル
- 3ウェーブ目に訪れるレベル3タイミング
レベル2タイミングについて
LOLにおいてレベルが2・3・6のタイミングは非常に重要な意味を持ちます。
それぞれ1つずつ使えるスキルの数が増えるためです。
それぞれのタイミングに先行してレベルが上がるために必要なことについて考えましょう。
基本的にはプッシュ+ゾーニング+トレードの3点が勝てていれば先行できるでしょう。
それぞれのレーンについては各レーン記事について読んでみましょう。
リフトスカトルについて
スカトルの取得はジャングラーにとっては死活問題です。
基本的にはジャングラーはここで二匹とも落としてしまった場合、
経験値差を詰めることは非常に難しいです。
これをジャングラーが取るためにどのような行動ができるかを気にしましょう。
一番単純な方法はレーンのプッシュです。
全てのレーンがプッシュできていればジャングラーは基本的にスカトルを取れるでしょう。
もし相手ジャングラーと鉢合わせても味方レーナーが先に寄ってこれるからです。
もちろん味方レーナーはプッシュしているのであれば、いつでも寄れるように準備しましょう。
ジャングルの序盤についての動きはこちらの記事をどうぞ
レベル3タイミングについて
さて、スカトルのイベントと同時にレベル3タイミングも訪れます。
レベル2先行と同様にレベル3先行も使えるスキルの数が一つ増えます。
このタイミングは有利なトレードを「行うべき」タイミングですので、気をつけましょう。
逆に先行された場合は危険な状態です。
ここで不利なトレードを行う=スカトルファイトに関与できない。
と言うことになりますので先行された場合は「不利を取らないようにする」ことが重要です。
4分〜8分までに必要な考え方
この時間帯は4分までの不利有利が顕著に現れる時間です。
上に書いた項目で
有利を取れていればその有利を大きく、不利を取って入れば不利を小さくする時間帯です。
レベル2タイミングやレベル3タイミングのように圧倒的な差ができる時間ではありません。
この時間帯は、より有利なトレードを行うことが重要になります。
また、ジャングラーは2回目のバフがリポップする時間でもあります。
相手がスケールするジャングラーなら戦いに行くことが望ましいでしょう。
逆に自身がスケールするチャンピオンを使っている場合、戦いが起こらないようなルートを選択する必要があります。
そのため、ジャングラーからするとレーナーよりも時間が惜しいタイミングでもあります。
どちらの場合でもレーナーはプッシュできる方が圧倒的に有利な時間帯です。
プッシュできていない=ジャングラーの選択肢を減らす
と言うことになりますからね。
また、ドラゴンとヘラルドがスポーンするタイミングもこの時間です。
ドラゴンが5分 ヘラルドが8分です。
さらにBOTレーンからサポートが動き始める時間もこの時間からが多いです。
ドラゴンについての記事はこちら
ヘラルドについての記事はこちら
8〜14分までに必要な考え方
この時間でのゴールド取得は非常に大きな差を作ります。
というか、タワープレートがなくなるのが14分です。
ヘラルドがポップした8分〜タワープレートがなくなるまで
この14分はゴールドを大きく得られる時間です。
タワープレートをより多く取ることができる選択肢を選ぶことが重要な時間帯です。
パワースパイクを序盤に持つようなチャンピオン達が最も輝ける時間帯とも言えます。
ex)レネクトン リーシン ルシアンetc….
このようなチャンピオンたちは1v1や2v2などのオールインに非常に強いチャンピオンです。
この時間帯はチーム全員が一つの場所にグループするようなことは少ない時間帯です。
(テレポートの変更後です。BOTレーナーの皆様おめでとう)
そのため、パワースパイクの早い少数戦いを得意とするチャンピオンは
この時間までに有利を取れるように意識してゲームプランを組み立てましょう。
逆に言うとこの時間までに有利を取れないアーリースパイクのチャンピオンは急激に失速します。
これが一般的に言う「賞味期限が来た」と言う状態です。
14~20分までに必要な考え方
さて、おそらくこの時間になるとファーストタワーがなくなっている時間でしょう。
タワープレートがなくなり、積極的にレーンに居座る理由が減る時間帯のためです。
多くの場合レーンローテーションが起こっている時間でもあります。
ここではレベル9にパワースパイクを持つようなチャンピオンが9レベルを迎え、
涙を買うチャンピオンの涙が完成するでしょう。
大規模な集団戦を起こす場合もあるでしょう。
このため、チーム構成が大きく影響し始める時間帯です。
早いゲームの場合インヒビターが割れていることもあると思います。
当然譲ることのできないオブジェクトのためのファイトが起きることもあるでしょう。
また、この時間帯の集団戦は人数差をつけやすい時間帯です。
レイトキャリーチャンピオンがパワースパイクを迎える前の時間帯でもあるためです。
etc
バロンスポーンに備える時間帯ですのでしっかりと取捨選択を行い有利なファイトのみを行うようにしましょう。
チーム構成についての記事はこちら
後書き
さて、今回はLOLを経過時間別に見ていきました。
アーリースパイクチャンピオンが有利を勝ち取る時間帯です。
また、ジャングラーの勝ち負けを決定する時間でもあります。
しっかりと試合全体の流れを考えた上で取るべき手段を選択しましょう。
次回は20分以降のバロンスポーン後についてのお話をいたします。
以前の記事とも深くかかわりますのでもし忘れてしまっている方は読み直してみてください!
それでは次回もよろしくどうぞ!