【5章1項】グラマス式!勝率爆上げサポートの概念【SUP】

5章

見出し

さてさて、ついに本日からレーンごとのお話に入ってきます。
実は僕自身この章について早く書きたかったんですよ!!
サポートメインの方からインタビューをいただいて2週間….
やっとできます!
今回はサポートについてのお話です。
よろしくどうぞ!

本題

まずはサポートの役割についてお話しいたします。
と言ってもサポートの働きはものすごい多岐に渡っているので、抽象的な書き方になってしまいます。
具体例を混ぜながらお話ししますので、ご理解をよろしくどうぞ!

サポートの役割は大きく分けて以下の通りです。
・チーム全体の有利の形成

・BOTレーンの有利の形成
これに尽きます。マジでこれに尽きます。

サポートはCSと言う縛りから解き放たれたレーンです。
CSを取らなくて良い=自由度が高い
なんですね。

みなさんLOLをするときにファームにどのくらいの時間を使いますか?
3分の1?半分?
逆説的に言えばそれだけの時間フリーに過ごすことができるんです。
じゃあこのフリーな時間を使ってチーム全体の有利を作り出していこう。
これがサポートの役割なんです。

決してADCのママになって介護するだけのレーンではないのです。

チーム全体の有利の形成

ここでチーム全体の有利のお話をしましょう。
LOLはピック画面になった瞬間からゲームが始まりますよね?
この段階ではレーン(チーム)の有利は50:50です。
BOTレーナーがお互いにピックを終えたとしましょう。
ここではすでにパワーバランスが変わっているでしょう。
例としてこんな対面を想像してください

ルシアン&ブラウム VS ツイッチ&ユーミ
この時点でレーンの有利はこんな感じですかね。


ここでユーミがQを1発ルシアンに当てたとしましょう。
レーンの有利はこのように動きます。


ユーミのQから避けようとしたルシアンはCSを1個落としました。


こんな感じで徐々に有利を作る(不利を減らす)ことがSUPの役割なのです。

VS 
     65 VS 35

    (-0.5) ↓ (+0.5
    64.5 VS 35.5

    (-0.1) ↓ (+0.1
    64.4 VS 35.6

ではこの時、チーム全体の影響について考えましょう。

ジャングルのマッチアップはこんな感じだったとしましょう。
リーシン VS レクサイ
ピックのマッチアップはこんな感じでしょう。
当然レクサイ有利なのでレクサイは蟹を食べた後4レベルでBOTのカニに向かいます。
リーシンBOTがプッシュしているためBOTの
カニへ向かいます。

味方のブラウムがウェーブをプッシュしてカニの補助にきました。
レクサイはカニを諦めなければなりません。

その後ブラウムは森の視界まで取りにきました。
青バフとグロンプの前にワードが置かれルートがバレてしまいました。

 VS 
     40 VS 60





     45 VS 55



     46 VS 54

このような感じにBOTのブラウムの動きによって不利だったジャングルのリーシンはレクサイとその差を詰めていってますよね。

差を詰められたレクサイは2回目のバフを狩るタイミングでやっとレベル5
対するリーシンは一個前のキャンプでレベル5になっておりTOP側でそれぞれが鉢合わせる頃には
リーシンLV6 VS レクサイLV5
となってることでしょう。

レクサイはプレッシャーを感じ川に出ることができません

次のカニもリーシンのものです。

となれば次に影響が出るのがレーンです。
ガンクの圧力がないレクサイ。
一方、圧力ギンギンのリーシン。
レクサイ側のチームは全体が少し不利になってしまいますよね。
スタートはわずかな差です。

レベル1の時点でBOTがプッシュ出来たブラウムプッシュ出来なかったユーミ
もっと言えばミニオンにAAを4回できたブラウム2回しか出来なかったユーミ

AA2回の差では数字にできないほど小さな差ですが、時間が経ちゲームが進むにつれてチーム全体の有利にまで進んでいます。
これを大きな有利につなげていくのがサポートの役割なわけです。

それではレベル1の動きから順を追って有利を作る方法についてお話ししていきます。
超重要なことをお話しします。
これからお話しすることの起点となりますのでしっかり理解しましょう。
まず第一に
BOTのレベル2先行は命をかけろ
これですね。

比喩でもなんでもなく文字通りの命をかけてほしいのです。

このレベル2先行は次のお話にも出てきますが、圧倒的に先に2レベルになる方が有利です。
と言うか先にレベル2にならない利点がほとんどありません

プロシーンや超上位帯のプレイを見たことがある方なら見たことがあると思います。
ジャングラーがBOTスタートなのにリーシュをもらわないシーン

あれは全てこのBOTのレベル2を優先させるためなのです。

プロシーンにおいてなぜジャングルのメタだけ変わるのが異様に少ないか。
ジャングラーはプレッシャーを持たないチャンプを使うことができないんです。
それを使うことがBOTのリーシュを強要し、レベル2を遅れさせ、さらに大きな不利を背負うことを知っているからです。

今回サポートの記事を書くにあたり超高レートの方にインタビューさせていただきましたが
「JGラムスのピックはドッジ案件」だそうです。

リーシュは絶対必要ですし、1v1は寄らないといけないし、ビルド出るまで弱いし。

そのくらいレベル2先行は意味のあるものなのです。
レベル2は意地でも先行しましょう

ちなみにBOTレーナーは1ウェーブ+前衛ミニオン3体でレベル2になります。

まとめレベル2は命を懸けろ取った有利はジャングル、MIDへ使え

さて、今回はサポートの役割についてお話いたしました。
次回は
「じゃあどうやってレベル2になって有利作るんだよ」

「ジャングルのカニの話しかしてねぇだろ。他どうやんだよ」
という疑問にお答えしたいと思います。

例によって話が複雑化しますのでなるべく具体的な話を心がけようと思います。
なお、今回から連続のサポートの記事につきまして、SUPメイングランドマスターのありすちゃんに監修していただきました。ありがとうございます。
それではよろしくどうぞ!

タイトルとURLをコピーしました