皆さんどうもこんにちは
編集長のあのさかきです。
本日からのJGプランニングは元CGA所属のジャングラー Funahwi君に監修していただいてます。
今回はジャングルにおけるガンクタイプのプランニングについてお話いたします。
幅広い知識とゲームを動かす計画が重要なジャングルですが、今回の記事では基本的な知識とプロの考え方をお伝えいたします。
それでは本編へどうぞ。
本題:ガンクタイプについて
今回はガンクタイプのジャングリングについてのお話です。
ゲーム序盤から試合の流れを作ることで、スケールを素早く行い、一つのレーンを抑え込むことを目的としたタイプです。
代表的なチャンピオン
エリス キンドレッド
レクサイ
etc…
これらのチャンピオンをピックした際にはガンクジャングルを行うことになります。
![](https://lolgrimoire.com/wp-content/uploads/2023/01/A.png)
それぞれ3レベルにパワースパイクを持つチャンピオンです。
これらのチャンプはQWEのスキルセットが優秀でCCと攻撃的なスキルを持つことが重要です。
言い換えればRの依存度が低く、ファイトに強いチャンピオンが基準です。
強味
このピックをした際の強みは
・ガンクするイメージが簡単
・3レベルタイミングでのファイト
・粘着(キャンプ/テント)を行うことが容易
の3点です。
これらの強みを持っているため、低レベルでのファイトが特に重要です。
LOLは序盤に築いた有利は時間を経ることに拡大するという性質があります。
このため、序盤で有利を作ることが出来るということがとても大きな強みです。
目的
ガンクジャングルを選択した場合の最大の目的は大きく分けて
・一つの相手レーンをゲームから除外する。
・自身がスケールをすることでジャングル間での有利を取る。
の2点です。
1点目は典型的なガンクジャングラーの特徴です。
特定のレーンへ集中してガンクを繰り返すことが特に重要になります。
一度ガンクをしたレーンはその後5分間フラッシュがなくなりますよね。
となれば、フラッシュの無いことが分かってるレーンにガンクに行かない手は無いですよね。
3回目のガンクをする頃にはビルド差が出来ていることでしょう。ガンクチャンスですね。
このような理由から徹底的に一つのレーンをゲームから除外することが大きな目的の一つとなります。
2点目はジャングラーとしての有利を作る話です。
自身がスケールをすることは必須です。
たまに見る例として「キルを譲る」や「CSを譲る」などの事がありますね。
確かにその瞬間は間違いではありません。
ただし、ジャングラーは
相手のジャングラーより育つという義務が存在します。
タイマンで相手のジャングラーに勝てる状態になることが必須ということですね。
このような理由から上の二つの目的が存在します。
理想のゲーム運び
このピックを行った際の、理想的な流れは以下の通りです。
1:ローディング画面でルートとゴールを決める
2:レベル3タイミングでガンクを行いキルやフラッシュを取る
3:フラッシュの無いレーンをゴールとしたルートを作りジャングル周回する
このような流れで有利を作ることが理想の流れです。
それぞれについて説明いたします。
ここでは例としてエリスを使用します。
step1:ローディング画面でルートとゴールを決める
ジャングラーは特にローディング画面から試合は始まっています。
まず第一に考えるべきことは
どのレーンでアクションを起こすか
です。
基本的には
ガンクが出来るorプッシュ有利を取れる
レーンを見極めることになります。
これらのレーンがゴールになるようにジャングルルートとスタート位置を決めることになります。
例えば「TOPレーンにガンクを指す」と決めたとしましょう。
この場合スタート位置は逆側のBOT側スタートということが決まりますね。
となればルートは下のような画像になります。
![](https://lolgrimoire.com/wp-content/uploads/2022/01/REDG-1024x576.png)
このとき⑤→ガンク or ⑥→ガンク
のタイミングでガンクを行くというプランニングを立てることとなります。
step2:レベル3タイミングでガンクを行いキルやフラッシュを取る
step1でガンクに行くレーンとルートを決めました。
となれば次はガンクですね。
当然相手のカウンターガンク等にも警戒が必要です。
1度目のガンクではフラッシュを取ることを大きな目的としましょう。
ここでフラッシュを取れれば、2週目や3週目のガンク成功率が大きく上がります。
カウンターガンクを警戒しながらしっかりガンクを行いましょう。
![](https://lolgrimoire.com/wp-content/uploads/2022/04/%EF%BD%B6%EF%BD%B3%EF%BE%9D%EF%BE%80%EF%BD%B0%EF%BD%B6%EF%BE%9E%EF%BE%9D%EF%BD%B8.png)
step3:目的のレーンをゴールとしたルートを作る
step2でガンクを成功させフラッシュを取りました。
こうなればそのレーンはあなたの餌になります。
次はジャングルルートを組み立てましょう。
![](https://lolgrimoire.com/wp-content/uploads/2022/01/REDG-1024x576.png)
TOPのフラッシュが落ちたならTOP側に行きつくように
下から上にを意識してジャングルルートを作ってガンクを繰り返しましょう。
ここまで成功できればジャングルとしての大きな目的の一つが達成できます。
※この後、ドラゴンやヘラルドの奪取へ移行することとなります。
注意点
マッチアップ理解が超重要
step1で話した通り、このピックでは各レーナーのマッチアップに対する理解が超重要です。
アクションを起こすサイドを決めることが必須のためです。
こんな理由からプッシュ優先権の有無やCCの有無をしっかりと把握しなければなりません。
負けているレーンへの介入には条件が必要
負けているレーンに対する介入は特に注意が必要です。
カウンターガンクをされるリスクから、非常に危険な状態のためです。
そうでなくてもガンクを捌かれて、倒されてしまうかもしれません。
基本的には
・相手ジャングラーが逆サイドにいる。
・Rやフラッシュ等の重要なスキルがない。
・自分のコアが出たタイミング。
この3つの条件を満たしている時に、ガンクを仕掛けるようにしましょう。
ピンの重要性
ガンクやアクションを早い時間帯で起こす必要のあるこのタイプではピンは特に重要です。
次に自分が食べるキャンプにピンを適宜出しましょう。
ガンクに行く際には、キャンプを食べながら次にガンクに行くレーンにピンをしっかりと出しましょう。
重要なことは
味方に自分のアクションを共有する
ということです。
コメント
勝っているレーン、プッシュの主導権があるレーンに行くことが大事なのは分かるのですが、そのようなレーンは大体相手のタワーの手前で戦っていることが多いです。そのためどうしてもガンクを行うのが難しいと感じます…