皆さんどうもこんにちは
LOLグリモワール編集長のあのさかきです。
ここ最近はフレックスランクをはじめ、コミュニティ大会やClash等
様々なVCありのチーム戦を行う機会が増えてきました。
では、この時にVCがあるメリットを最大限利用するために
・どのようなコミュニケーションを取って
・どのように勝率を上げるか
ということについてお話をいたします。
前回の記事と併せてごらんください。
また今回の記事は、LJL.AのSGで大活躍!!
Funahwi選手に監修をいただいております。
実践IGL
まずは基本の4項目についてお話します!!
ゲームに必須な共有は以下の項目です。
1.各レーンの主導権を確認する
(詳細について)
まずはロード画面中に各レーナーの主導権の有無を確認しましょう。
前回お話ししたピックルールを守っていればTOPかBOTのどちらかは主導権を取れる状況になります。
2.アクションするサイドを共有する
(詳細について)
主導権をとれる側でアクションを起こすことを共有しましょう。
そのサイドではスカトルやスティールのためにプッシュする義務が発生します。
逆側は安全にプレイし、不利を背負わないように心がけましょう。
3.ジャングラーのルートを決定する
(詳細について)
上の二点からジャングラーは適切なルートを決定しましょう。
このときにスタート位置、リーシュの有無、インベイドの有無を決定します。
4.取りたいオブジェクトを共有する
(詳細について)
基本的にはアクションするサイドのオブジェクトを取得することとなります。
同様に、8分時点でのBOTの動き(サポートがヘラルドローテするのか等)を共有しましょう。
ここまで4項目はしっかりとロード画面終了までに共有してプレイに臨みましょう。
構成から決めるサイド
前回の記事を元に、チームの構成を決定できたら、次はロード画面に移ります。
ロード画面中にやらなければいけないとても大切なことが
どちらのサイドでゲームをプレイするかを決定する。
ということです。
これは、アクションを起こすサイド(上側か下側)を決めてゲームに臨むということです。
この決定が、試合の序盤14分に繋がる非常に重要な決定となりますので、絶対に怠らないようにしましょう。
サイドを選ぶ
さて、どちらのサイドでアクションを起こすかを決めるにあたり、とても重要な判断材料は
TOPとBOTのマッチアップでどちらがレーン主導権(プッシュ有利)を取れるか
です。
TOPとBOTのマッチアップについて
前回の記事で説明した通り、チーム構成はTOPかBOTのどちらか一方はパワースパイクの早いピックをしなければなりません。
これは、アクションを起こすサイドを決定するために必要だからです。
ということは、TOPかBOTのどちらか一方は相手より有利なピックをしているハズです。
この時重要なことは、
JGの人は分からないので、味方がしっかりと伝えてあげることが大切です。
例えば、
味方のBOTがカイ=サ レオナ
敵がゼリ ラカン
だったとしましょう。
この時、味方のBOTレーナーは
「BOT序盤勝てるから下側で動けるよ」
と味方に伝えてあげましょう。
負けている時なら逆に
「これBOT勝てないから、上側でアクションして」と言えばいいわけですね。
TOPのレーナーも同様に味方のJGに伝えるようにしましょう。
仮に、ここでどちらも勝てないようなピックだった場合は、ピック負けと言っていいでしょう。
チャンピオンプールを広げましょう。
TOPをBOTのレーン主導権を聞いたら、どちらか一方は有利なレーンがあるでしょう。
となれば、JGは有利な側でアクションを起こす必要があります。
有利な側ではアクションを起こし、不利な側はセーフに過ごす。
これがLOLの大原則です。
ここまでが理解できれば、サイドを選択することが出来たと思います!!
スタート位置とルートの決定
さて、アクションを起こすサイドが決定したら、次はジャングラーのルートを決定します。
基本的なルートは以前の記事で解説してます!!
ここでは、スタート位置とアクション位置を味方に共有しましょう。
例えば、チーム構成としてBOTが強い場合、
BOT側でアクションを起こしたいため、スタート位置はTOP側とするのが一般的です。
ここでの大きな目的は
スカトルクラブを取ることにあります。
基本的にスカトルクラブを取れないルートを選択することはありません。
ジャングラーは、より強い側(スカトルを取れる側)に向かってルートを構築することが大切です。
確実に一つはスカトルクラブを取れるように、このルールは絶対に守りましょう。
そして最も大切なことは、このプランをレーナーに共有することです。
そして、取得予定のサイドにいるレーナーは3分半のタイミングでしっかりとプッシュすることを意識しましょう。
1週目のスカトルを二つとも失うと基本的にヘラルドとドラゴンをロストしてしまうということを念頭に置いておいてください。
取るオブジェクトと取り方
さて、アクションを起こすサイドとスタート位置、ルートが決定したところで、ゲームが実際に進んでいきます。
基本のゲームプランとしては
ドラゴンを取得するかヘラルドを取得するという方針を決定しましょう。
どちらか一つを取って、もう一方を渡すことになります。
近年ではドラゴンの価値が非常に高くなっています。
例えば、Gen.Gなどの世界最高峰チームではヘラルドよりもドラゴンを優先する。
のようなことも増加しています。
大切なことは
勝っている側の(主導権のある)レーンのオブジェクトを取得する
ということです。
TOPを勝たせるならヘラルド、BOTを勝たせるならドラゴンを取得することが基本です。
全員でJGの6レベに協力
さて、ゲーム序盤のとても大切なことがあります。
それは、
ジャングラーのレベル6をチーム単位で補助する。
ということです。
基本的にジャングラーが2体スカトルクラブを獲得し、正しくファームすることができれば
8分の段階でレベル6に到達することが出来ます。
これが序盤のとても大切な目標となります。
詳しいジャングルルートの解説についてはこちらをどうぞ
8分はヘラルドがスポーンするタイミングで、この時間にジャングラーがレベル6に
到達している と 到達していない
では天と地の差があります。
ジャングラーが6レベルになれない要因は以下の3つがあります。
・スカトルを取得できていない
・ファームルートが作れていない
・2キャンプ以上スティールされてしまう
この3つの要因のうち1と3の要因は味方の動きに左右してしまいます。
これを理解した上で、8分のレベル6を目指してプレイすることを全員で共有しましょう。
スティールについて
上の項でも触れましたが、ジャングラーが8分でレベル6に到達するということはとても重要です。
ということは
相手のジャングラーをレベル6にさせない
こともまた、重要なことがわかると思います。
では、これをどのようにして実現させるか
答えはジャングルスティールです。
当サイトでは、カウンターアクションとしてのスティール
を多く話してきましたが、ここでは
有利を取るためのスティール
についてお話しします。
基本的には1キャンプだけスティールすることは好ましくありません。
スティールを行う=自分のファームルートを崩す
ということになります。
このため、スティールするならば2キャンプ
が超重要です!!
スティールの条件
さて、スティールを行う際に絶対に守ってほしいポイントがあります。
それは
チーム単位でスティールを共有する
ということです。
ジャングラーはただ相手の森に入るわけではありません。
入る側のレーンがプッシュ主導権をとっていることを確認しなければいけません。
逆に言えば、入る側のレーナーはプッシュできる状況を作らなければいけません。
まずはレーン主導権、次にスティール
の順番を確実に守って行うことを心がけましょう