超実践チーム構成について

チームを勝たせる

皆さんどうもこんにちは
LOLグリモワール編集長のあのさかきです。

本日はチーム構成についてのお話をしたいと思います。

最近LOL界隈ではフレックスランクが大流行中ですね。
ソロランクとは異なり、戦略を共有することが出来ることが大きな特徴のフレックスランクです。
当然、要求されるレベルも上がってきます

もちろん、ソロランクで活きる内容も数多くあります。
是非とも覚えてください

それではさっそく本編へどうぞ

本題

本日はチームにおける構成についてのお話です。
依然ご紹介した記事では、
ポークエンゲージカウンターエンゲージ3竦みが存在するとお話しました

今回は、より実践的にどのような点に注意しながらピックをすると勝率が上がるかというお話です。

構成の話は非常に奥が深く突き詰めるとLCK(韓国のプロリーグ)やLPL(中国のプロリーグ)まで行きつくような考え方です。

ここでは、皆様にご利用いただきやすい基本についてご紹介いたします。
最後まで是非ご覧ください!

エンゲージチャンピオン

エンゲージ可能なチャンプを一人は用意しよう

エンゲージengage/引き込む・参加させる)とは集団戦を開始させることです。
(イニシエートとよく似ていますが、イニシエートは集団戦を始める自動詞です。ぶっちゃけLOLではほとんど同じ)

このエンゲージスキルを持ったチャンピオン最低でも一人は組み込むようにしましょう
ex)マオカイのRラカンのR…etc

説明

一つ目の項目はエンゲージチャンピオンについてです。

ほとんどの試合では、有利な集団戦を勝つことがとても重要です。
これは多くの方にご賛同いただける事でしょう。
以前の記事でお話している通り
有利な時間を活かせない=負けていると考えましょう。
ということは
強い時間帯・強い場所・有利な瞬間
を見つけたときには、エンゲージを行わなければいけないのです。

このような理由からチームの中で最低でも一人はエンゲージを出来るチャンピオンを選択するようにしましょう。

オススメチャンピオン

エンゲージを行うことの出来るチャンピオンのオススメは下の通りです。
(チームゲームでよく使われる代表的なチャンピオン)

シーズン14でよくピックされるチャンプ例
マオカイ

・R長距離のCCが魅力的
・W対象指定無効出来ることが特徴

ラカン

・WとE2種類のブリンクを持っていることがとても強い
・拘束時間が長く、確実性の高いエンゲージが出来る

アジール

・非常に高い機動力と高いDPSが特徴
・EQRを使ったシュリーマシャッフルで超強力エンゲージ

オーン

・非常に長い距離を巻き込める強力なR
・集団戦ではしっかりフロントを張れる耐久力&CC

他多数

~一言コメント~
プロシーンや超上位帯では、エンゲージの無いような構成の事があります。
これにはメリットも存在しますが、その分難易度が断然上がります。
集団戦を起こすために、ドラゴンの駆け引きやバロンベイト等を駆使することで、集団戦を起こすことはできます。
しかし、非常に難しく、たくさんの練習をしたチームで、やっと行うことの出来る構成です。
基本的には一人はエンゲージチャンピオンを用意しましょう

パワースパイクのバランス

チームで、パワースパイクをずらすようにしよう

チーム全体のパワースパイクをよく確認しましょう。
チームでは
序盤が強いチャンプ中盤以降が強いチャンプ
をそれぞれ組み込むようにしましょう。
(序盤)レネクトン/セジュアニ…etc
(中・終盤)アフェリオス/アジール…etc

説明

基本的にLOLは一生勝ち続けることは難しいゲームです。
それぞれに強い時間帯があり、弱い時間帯も存在するためです。
これがパワースパイクの基本的な考え方です。

この時、いかに弱い時間を耐えて、強い時間を活用するか
チームゲームとしてとても重要なことです。

しかしながら、チーム全員のパワースパイクが同じになってしまうと
弱い時間があまりにも弱すぎる
というチームになってしまいます。

基本的にこのような構成では弱い時間帯を耐えることが出来ません
ケイルとアジールとアフェリオスとルルと….
のような終盤最強夢いっぱいチームでは序盤に差をつけられすぎてしまうのです。

このため、チームの中で、序盤強いチャンプと中盤以降強いチャンプをそれぞれ用意しましょう

オススメチャンピオン

序盤に強いおすすめのチャンピオン

詳しい解説はこちら
(チームゲームでよく使われる代表的なチャンピオン)

シーズン14でよくピックされるチャンプ例
レネクトン

・マナがなく、対象指定CCを持っており、サステインも強いレーン番長
・ジャングルとの合わせも強力で、プッシュ力もある、言うことなしの性能

セジュアニ

高いタンク能力スロウ無効のパッシブしかも、CCが豊富でブリンク持ちが魅力
・タンクでは珍しく1v1も強い、なんといってもガンクが強力

ルシアン

高いスキルダメージ機動力が売りのADC
・AAが2回出るパッシブと短いスキルCDは序盤の強さの象徴

中盤以降に強いおすすめのチャンピオンは以下の通りです。

詳しい解説はこちら
(ほかにも多数存在しますので、ここでは数例だけ)
アジール

幅広いビルドの選択肢と高いDPS(Damage/Seconds)が特徴
・エンゲージにもディスエンゲージにも利用できるRが唯一無二の性能

アフェリオス

・ADCながら、対象指定CCAOEディールと仕事が多い優秀さ
・ビルドがそろえばタンクだろうと前から溶かせる優秀なディーラー

オーン

・圧倒的なCCとタンク性能でフロントとエンゲージを担えるキャラクター
・パッシブで味方のビルドを強化できる、ただし13レベル以降

レーンバランス

チームは2セットで考えよう

TOPとBOTもしくはMIDとJGでペアを作った時に
どちらもパワースパイクが早い(遅い)ような組み合わせを作ることは避けましょう
具体的に言い換えると
BOTが終盤に強いアフェリオスなら、TOPは序盤強いレネクトンやランブルなどを選択しましょう。
同様に
MIDが終盤強いアジールなら、JGは序盤から強いセジュアニやリーシンを選択するべきです。

説明

ここでは各レーン間のパワースパイクの配置についてのお話です。

TOPとBOTはマップ的の位置反対に配置されています。
ここで重要なことは
パワースパイクを合わせないようにする
ということです。

もし仮にTOPとBOTがどちらも序盤が弱い(レイトキャリー)構成になってしまった場合、カウンターアクションを取れなくなってしまいます。

TOPが負けてしまい、上半分のコントロールを失ったチームは、下半分でアクションを起こさなければいけません
この時に、BOTも負けてしまうと、チームとして取れる選択肢が消滅してしまいます。

結果として、起こせる行動がほぼなくなってしまうのです。

MIDとJGも同様です
MIDが弱い時間帯にJGも弱い状況では、ドラゴンやヘラルドはもちろんですが、カニさえも取ることが出来なくなってしまいます。

よくプロの方々は、LOLはターン性ゲームである
というお話をしますが、これはお互いにセオリー(定石)を抑えている前提で出来るお話です。

パワースパイクの配置をミスしてしまうと、そもそもこの考えが適用できなくなってしまうのです。

このような事態を避けるためにも、チーム間でのパワースパイクの配置をしっかりと抑えましょう。

~一言コメント~
この考え方はさらにTOPプロになってくると、変化することがあります。
よく見る例として、TOPレネクトンBOTルシアンナミのような構成が使われています。
これはリソースを割くレーンを限定し、序盤に有利を取りきるマクロを練習したうえで初めて出来る選択です。(最近のルシアンは中盤以降も失速しにくいですが...)
基本的には定石としてのルールを踏まえたうえで挑戦してみてください。
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